記事入力 : 2011/06/02 11:01:38
和田春樹氏インタビュー(上)
光州で「アジア共同体論」について特別講義
1日に湖南大学で「アジア共同体論」の特別講義を行うため光州を訪れた和田氏は「金正日(キム・ジョンイル)総書記はつらい時代を経験し、若いころからさまざまな分野で力を発揮したが、金正恩(キム・ジョンウン)氏ら3代目は王子様のように成長し、何の訓練も受けていない。そのため以前とはまったく状況が異なる」と述べた。
和田氏はさらに「竹島(独島)や北方領土などの領土問題は、“固有の領土”という考え方を捨て、現実的な観点から“共同管理・共同収益”の方式で迅速に解決することが望ましい」「日本は韓国の独島領有権を認め、日本の漁師が(独島周辺海域での)漁業権について一部保証を受けることの方が現実的だ」と語った。
以下は、和田氏へのインタビュー内容
-最近、東日本大地震や津波による被害への支援をきっかけに、韓日関係が好転するかのように思われたが、独島問題で再び後戻りしているようだ。
「残念なことだ。日本は隣国の韓国、中国、ロシアのいずれとも領土問題を抱えている。友人はいないと思っていたが、震災のときには各国が救助隊や支援を送ってくれた。このようなときこそ問題を解決しなければならないのだが、日本政府はこれまで染み付いてきた“固有の領土”という考え方から抜け出せない。領土問題は各国の主張を織り交ぜた上で、“共同管理・共同収益”という方法で解決していかなければならない。竹島や北方領土の問題については、韓国とロシアの領有権を認め、共同開発を行う方式が望ましい」
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
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