任期満了に伴う知事選は5日投票が行われ、即日開票される。立候補しているのは無所属で新人の山内崇候補(56)=民主・国民新推薦=、無所属で現職の三村申吾候補(55)=自民・公明推薦=、共産党公認で新人の吉俣洋候補(37)の3人。今回の選挙は国政の主導権争いも絡み全国的にも注目されてきた。ただ、最終盤を迎える中、内閣不信任決議をめぐり中央政局が混迷。震災復興策の着実な推進が求められる折、県民からは政治不信の声が上がり、投票率への影響も懸念される。各陣営とも浸透に躍起で、選挙戦最終日の4日は県内最大の票田・青森市を中心に支持を訴える。
 今回の知事選は三村県政の是非に加え、震災からの復興、福島第1原発事故を受けた原子力政策への対応などが争点に浮上。3候補はそれぞれに独自の検証の必要性や原発新設の凍結、自然エネルギーへの転換を訴えてきた。
 山内候補は原発の安全性が確保されるまでは新設は凍結すると明言し、農水産物の風評被害対策などに力を注ぐ考えを示す。「政策本位の選挙」と強調し、無党派層の取り込みに懸命だ。民主党は岡田克也幹事長らが本県入りして全面的に支援している。
 4日は青森市内でつじ立ちを中心に、最後の訴えを展開する。
 三村候補は行財政改革、企業誘致など2期8年の実績を訴える他、原子力施設の安全性を県独自で検証する方針などを強調。推薦する自民、公明両党と後援会を連動させた組織戦を進める。自民党の谷垣禎一総裁らも来県し、県政の継続を訴えた。
 選挙戦最終日は青森市内で街頭演説を行い支持を求める。
 吉俣候補は「脱原発」を掲げ、原発と核燃サイクル関連施設からの脱却を宣言。東京電力などが下北地域で進める原発の工事を停止させ、自然エネルギーへの転換を主張している。さらに震災復興と一体化した福祉のまちづくりも掲げ、支持拡大に努めてきた。
 4日は青森市内の商業施設などで街頭演説を予定する。

 

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