反核燃を訴える市民団体などによる「止めよう再処理!全国実行委員会」は4日、青森市内で集会を開き、「六ケ所再処理施設や原発の中止に全力で取り組む」とのアピール案を採択した。
 集会には約1300人が参加。県反核実行委員会の渡辺英彦委員長が「福島第1原発事故は原発被害の大きさを示した。原発のない世の中に向けて手を携える時」とあいさつ。
 県農政連の鳴海清彦委員長は「放射線が降り注いでも、農家は田んぼや畑を捨てて逃げられない」と訴え、5日投開票の知事選については「子どもたちの未来を守る結果にしたい」と述べた。
 参加者は「日本の原子力政策の過ちを正し、県内原子力施設の即時中止と撤去を求める」とのアピール案を採択し、市内中心街をデモ行進して反核燃を訴えた。

 

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