2008年11月29日土曜日

就職氷河期を考える

最近また就職難がきてるらしい。


ほんの数カ月前、テレビのニュースで内定いくつも貰ってどれにするかエラそうにほざいてた学生の特集をみたばかりなのに。

リーマンショックは世界をわかり易く変えたみたい。

完全な売手市場だった新卒就職事情が本当にあっというまに冷え込んで、内定すら取り消してるという話も聞く。

で、思い出すのが就職氷河期というレッテル。

私は最も厳しいと言われた近辺の2000年卒業で、確かに大学出る頃周りが苦労してる話はチラホラあった。

美大だったので、そういう時節柄、デザイン関連のヤツらは残っていったように思う。もちろん記憶に残ってるのは実力ある人ばかりだが。

しかし私は芸術学の専攻だったから全く関係なく、一般的な大学のヤツらと同じ厳しい状況だった。いや、社会生活に関係なさそうなだけ不利だったかもしれない。

実際同じ教室だった人達は(数人しかいない。元々大学全学年で600人程度)かなり苦しんでいたのを覚えてる。


で、今だ。


この就職難をメディアが伝える時、私たちの時期ことを引き合いに出すのは別にいい。

ただその伝える内容があまりにも偏りすぎてると思うのは私だけなんだろうか?

仕事がなくフリーターを続けた結果、経験不足で非正規雇用しか仕事が無い人達。確かに見ててキツイ。近い友人にもいるし。



それは就職氷河期の責任?



ハッキリいってそういう自己研鑚できない人は沢山いるし、残念だけどこういう時節柄になれば早かれ遅かれレイオフ対象になると思う。

よく企業側の雇用責任みたいのを振りかざす人をメディアが面白い絵として取り上げるけど、企業がなくなりゃ雇用も無くなるという理屈は分からないのかな。

まあそういうマトモな考えの人はメディアも取り上げないんだろうね・・・

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