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【サッカー】鉄壁GKチェフでドロー2011年6月5日 紙面から ◇キリンカップ(ペルー 0−0 チェコ)国際親善試合のキリンカップ第2日は4日、長野県松本平広域公園総合球技場で行われ、ペルーとチェコが0−0で引き分けた。チェコはペルーのサイド攻撃に苦戦しながらもGKペトル・チェフ(29)=チェルシー=の好セーブでかろうじてドローに持ち込んだ。チェコは7日に日本と対戦する。 チェコのビレク監督は試合後、「ペルーの動きが素早くパスワークも素晴らしかったが、チェフのおかげで無失点で済んだ」と胸をなで下ろした。3日前に来日、初代表2人の先発出場という理由からボール支配率41・2%で低調な試合運びとなったが、その分守護神のプレーが際立った。 ゴールエリアからむやみに飛び出さず、相手の動きをじっと見て危機を摘み取る冷静さで次々にセーブ。キックも圧巻。風上の後半はゴールキックが相手ゴール前まで飛ぶ。味方がこぼれ球を拾えないためなかなか好機につながらなかったが、攻守に存在感を示した。 「ミスなく自分の役割は果たせたが、0−0は残念」とチェフ。日本戦に向け、「今度の相手はずっとクオリティーが高いし、強力なメンバーがいるのを知っている。楽しみだ」。鉄壁守護神からゴールを奪うのは困難な作業となりそうだ。 (上條憲也) PR情報
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