中日スポーツ、東京中日スポーツのニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 中日スポーツ > プロ野球 > 紙面から一覧 > 記事

ここから本文

【プロ野球】

日本新 あと1イニングだったのに ハム52イニング連続無失点

2011年6月5日 紙面から

ヤクルト−日本ハム 3回に3失点で連続無失点記録がストップ。スコアボードを背にベンチへ戻る日本ハムナイン=神宮球場で(石橋克郎撮影)

写真

◆ヤクルト5−1日本ハム

 連続イニング無失点を続けていた日本ハムは、先発・吉川が2回までヤクルトを0点に抑え、1942年に阪神がマークした52イニング連続無失点のプロ野球記録に69年ぶりに並んだ。ヒヤリとしながらのタイ記録だった。2回2死満塁。青木の三塁ゴロは高く跳ねた。だが、これを間一髪の二塁封殺で切り抜けた。

 しかし、記録更新の期待がかかった3回に、痛恨の失点をした。先頭から安打、四球と走者を出し、畠山に適時中前打を浴びた。

 5月26日の中日戦(ナゴヤドーム)以来となる失点で、日本新記録への夢はジ・エンド。吉川が先発した5月28日の広島戦(札幌ドーム)から始まった連続完封勝ちも、吉川によって、プロ野球タイの5試合で止まった。

 「記録は特別意識してなかった。1人1人しっかり抑えようと思ったけど、思った通りの投球ができなかった」。吉川はこう絞り出すのが精いっぱいだった。梨田監督は記録に関しては「(タイ記録でも)よくそこまで行ったと思うよ。吉川もプレッシャーはあったと思う」とさばさば。それより「1点で止まればゲームになったけど…」と、3回に敬遠後の投手への押し出し四球などで一挙3点取られ、負けたことを悔やんでいた。 (竹村和佳子)

 

この記事を印刷する

PR情報

Ads by Yahoo!リスティング広告



おすすめサイト

ads by adingo




中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日新聞フォトサービス 東京中日スポーツ