明日のために、いま始めよう。AC よりよい社会をめざす民間の広告ネットワーク

ACジャパン40周年
トップページ 広告作品の貸出について お問い合わせ リンク集

第7回 公共広告CM学生賞発表

公共広告CM学生賞は、日本の未来を担う若い世代が、広告制作を通して公共広告への理解を深め、また、社会に主体的に関わる「公」への意識を育むことを目的として、社会へ向けた新しいメッセージを期待する賞で、2005年より毎年開催しています。
第7回の参加校は23校、156作品のいずれも高水準の作品が集まりました。そのなかから、第一次選考で42作品が絞られ、3月9日に行われた最終選考会において、グランプリ1作品、準グランプリBS民放賞1作品、最優秀部門賞4作品、優秀賞12作品、奨励賞13作品を決定いたしました。
東日本大震災の影響を受け開催が危ぶまれた表彰式も、無事に3月25日汐留電通ホールで行われました。受賞者には、トロフィーと表彰状が、後援のビーエスフジ 代表取締役社長 北林由孝氏、選考委員長 アサツー ディ・ケイ 石井利始氏、ACジャパン 専務理事 草川 衛から授与され、受賞者たちの心を込めた作品に対する賞賛と励ましのメッセージが贈られました。
尚、グランプリ作品および準グランプリBS民放賞作品は、2011年7月1日より、BS民放8社で1年間にわたり放映される予定です。

>>第6回グランプリ作品(AC2010年度キャンペーン)

 

グランプリ

「渡る世間は先パイばかり」
テーマ:高齢者とのコミュニケーション
目白大学
古山 沙里衣(制作代表者)・樋口 洸太郎・広瀬 将志・山浦 雅彦・岩崎 真弓・井口 美佳
〈企画意図〉 制作代表者:古山沙里衣
お年寄りとのコミュニケーションを私たち若者は敬遠しがち。もっと若者とお年寄りが触れ合うきっかけを増やしたい。”先パイ”という学生が使いやすい言葉で、コミュニケーションのきっかけを表現しました。
〈作品寸評〉
狙ったのかどうか、審査員の多くは高齢(失礼)であったこともあって、賞賛の嵐でした。先パイを大切にすることで世の中が楽しく明るいものになる。着眼点がすばらしい。

準グランプリBS民放賞受賞

「音漏れ」
テーマ:車内マナー
日本大学芸術大学
黒沼 千春(制作代表者)・福井 裕子・福村 豪馬・坂 奈津子・大杉 磨耶・坪田 麻耶・東山 純一・厚木 拓郎・園田 力意・青木 友里・川上 一輝・ひでおくん・トミーちゃん・ベジちゃん・山崎 佑美
〈企画意図〉 制作代表者:黒沼 千春
電車内やバス内などの公共の場において、他者への迷惑を考えない携帯音楽プレーヤー使用者が増えています。そこで、私たちは、一人でも多くの携帯音楽プレーヤー使用者が音漏れに対する意識の改善を図る為に、音漏れに対する乗客の怒りを、音源者に対し、漏れた音に合わせた奇怪なダンスで踊り迫るという手段で表現しました。
〈作品寸評〉
ヘッドフォンからの音漏れ、何とかならないものか。多くの人は自分の音がそれほど大きくないと思っているはず。それを気付かせるにはこんなことするしかないんでしょうかね。

最優秀部門賞

最優秀アイディア賞
最優秀アイディア賞
「地球からのメッセージ」
テーマ:環境問題
東京藝術大学
藤井麻王
〈作品寸評〉
ビジュアルのショックは大きかった。一回目の投票ではグランプリ案と肩を並べたが、毛が抜けるなどの映像のあまりの激しさに、放映をためらう声が出たのが残念です。
最優秀テーマ賞
最優秀テーマ賞
「俺の一票じゃ変わらない。」
テーマ:若者の投票意識
東海大学文学部
坂 達朗(制作代表者)・前山 泰斗・金子 祐典
〈作品寸評〉
確かに、若者の政治意識の関心は低いですね。何も変わらないと思わず大事な一票を投じることの大切さを、面白く描きました。テーマもいいですが、発想もすばらしい。
最優秀表現技術賞
最優秀表現技術賞
「紙コップおじさん」
テーマ:ゴミの分別
武蔵野美術大学
小路 翼(制作代表者)
〈作品寸評〉
CGを駆使した上出来のエンタテインメントに仕上がっています。惜しむらくはファストフード店内での出来事にしないで、場所を一般家庭とか学校にすればよかったですね。
最優秀コピー賞
最優秀コピー賞
「海」
テーマ:日本の若者の海外離れ
日本大学芸術学部
大内 健(制作代表者)・中村 百恵・山澤 健太・高居 らら・由水 千晶・宮木 慧美・南部 望・岩本 周・上松 拓・長曽我部 洋
〈作品寸評〉
海の外へ出て自分を磨こうと考える人が減っているという事実を憂う企画です。「海は眺めるためだけに広がっていない」しっかりした考え方に裏打ちされたコピーです。

優秀賞(12作品)

「親子アンテナ」
テーマ:親子のコミュニケーション
東京工芸大学
奈良本 裕司(制作代表者)・大橋 拓仁・長井 純平・萩原 克也・柳沢 健太郎・米島 克哉・小林 邦啓・稲場 祐太郎・宇都宮 渉・小野田 治矢・原山 聡史・福田 大作・宮川 智司
〈作品寸評〉
親子の会話が圏外になっているという発想が良いですね。会話のつながりにくい状況の演出がもう少し上手くできていると上の賞が狙えたかもしれません。
「才能の花」
テーマ:自分の才能を開花させよう
東京藝術大学
金井 萌々(制作代表者)
〈作品寸評〉
とてもチャーミングなメッセージですが、「才能は花咲く」だけではシンプルすぎかも。どうすれば才能が開花するのか、というあたりをもう少し掘り下げたかったですね。
「カゴの中の子供」
テーマ:モンスターペアレント
長岡造形大学 
石橋 歩(制作代表者)・滝澤 香織・吉田 沙緒里・藤田 明乃・笠原 沙織・遠山 詩織・小林 大輝・佐藤 いずみ・宮沢 梓
〈作品寸評〉
子どもをカゴの中に閉じ込めるのはモンスターペアレントではないのではないでしょうか。でも、カゴをビジュアル化したのはいいアイディアです。
「助け合いのバトン」
テーマ:コミュニケーション
名古屋学芸大学
一瀬 文音(制作代表者)・伊藤 希実・大嶋 夏美
〈作品寸評〉
善意がバトンによって伝わっていくという発想はいいですね。バトンの渡しがもう少しドラマチックに描けたら、傑作になりそうな気がします。
「1人がするからみんなする」
テーマ:マナー・モラル
東京工芸大学
新原 天祐(制作代表者)・井上 遙・嘉義 あゆみ・野口 幸成
〈作品寸評〉
問題の発端はひとりの違法行為だった、ということをリバースの手法を用いて解りやすく絵解きしたアイディアです。実際こういうことでいろんなことが起こっているのですよね。
「おゆずりください」
テーマ:優先席のマナー
武蔵野美術大学
山内 沙紀(制作代表者)
〈作品寸評〉
優先席のピクトグラムが、無法者になってしまった。優しさがない嘆かわしい現状を描いた、言いえて妙の作品です。決めにスカッとしたコピーがあればよかった。
「明日へ、もっと。盲学校」
テーマ:視覚障害者への偏見
東京藝術大学
渡邊 はるか(制作代表者)
〈作品寸評〉
盲学校の生徒さんたちを登場させるドキュメンタリー。よく出来ていると思います。願わくば「感じよう、もっと」を超えるメッセージで、あなたの言いたいことを伝えて欲しかった。
「言葉の矢」
テーマ:言葉の暴力
福山大学
林 徹(制作代表者)・井上 広基・鈴木 志保美・前田 佳澄・米丸 さつき
〈作品寸評〉
言葉が凶器になることを矢というビジュアルで表現しました。刺激の強い表現だけに、どういう言葉で落ち着かせるかが考えどころ。「間違ってませんか?」だけでいいのかな。
「脱メタボ!」
テーマ:健康
東京藝術大学
山田 祐基(制作代表者)
〈作品寸評〉
アンチメタボのCM。ユーモラスに仕上がりました。犬を狂言回しに使ったのはとてもよいと思います。「メタボ」がACのテーマになるかどうかの判断で減点があったかも。
「不器用な優しさ」
テーマ:優しさのある注意
大阪芸術大学
三田 努(制作代表者)・吉川 遼也・上田 竜大・金田 山
〈作品寸評〉
良い話だとは思うのですが、コワイおじさんをどう捕らえていいのか、ちょっと複雑。しかしながら企画の意図はとてもよくわかります。
「積み木くずし」
テーマ:過干渉
東海大学文学部
川又 麗加(制作代表者)・岩崎 真実子・富田 郁恵
〈作品寸評〉
過度に干渉してしまう過干渉という現象。子ども達の自由に、と口では言っていても、心の中では親は自分の価値観で子どもの人生を型にはめたがるものなんですね。
「紙の木」
テーマ:森林破壊
武蔵野美術大学
川口 真由(制作代表者)・清水 美里
〈作品寸評〉
積み重ねられた紙の側面に木が描かれているというビジュアルはよいと思います。その上で、「無駄のない活用を」より以上の気持ちをこめた言葉を考えてみましょう。

奨励賞(13作品)

「すいません」より「ありがとう」を
テーマ:日本語の使い方
武蔵大学
石原 夏果(制作代表者)・木村 彩那・若林 舞・鳴海 千穂・松浦 和貴・小山 真
「汚される道」
テーマ:公共マナー
玉川大学 芸術学部
神戸 佑太(制作代表者)・小川 光暢・峰村 泰斗・大島 直子・福島 莉沙
「イヤホン」
テーマ:自転車運転マナー啓発
城西国際大学
小橋 司(制作代表者)・白石 伸幸・櫻井 純気・真下 陽子・佐藤 城文・鈴木 盛道・大河内 豪人・佐藤 文弥・奥村 駿平・河合 麻光・樽谷 和憲・小野寺 忠貴・伊藤 翔吾・平野 潤
「干潟の秘密はヒミツにできない」
テーマ:環境コミュニケーション
名古屋大学大学院
Wong Yee Lee(制作代表者)・西尾 祥子・何 思頴・劉 文昭
「迷惑の連鎖」
テーマ:マナー
文星芸術大学
山野 公裕(制作代表者)・五十嵐 愛美・渡邊 法隆
「言の葉」
テーマ:コミュニケーション
東京デザイナー学院
末永 光徳(制作代表者)
「カウント」
テーマ:日本での犬の殺処分数
同志社女子大学
甲斐 麻佳莉(制作代表者)・竹村 早紀・中川 三穂・西川 真代
「みんなパジャマ」
テーマ:ポイ捨て
関西大学
村田 賢亮(制作代表者)・中尾 諒平・西村 陸
「+YOU」
テーマ:ひとの優しさ
武庫川女子大学
日内地 摩美(制作代表者)・改發 優子・瀬渡 智菜美・西尾 亜希
「やめませんか?こども運転」
テーマ:自動車運転マナー
東北芸術工科大学
水本 陵太(制作代表者)・豊村 勇允・宮本 真由美・尾崎 久美子・本田 ゆき奈・阿部 愛・山川 友理恵
「いじめタマゴ」
テーマ:いじめ・自殺防止
日本電子専門学校
山田 早恵(制作代表者)・茂野 知史・田中 智也・島田 真吾・藤原 優
「あなたの地球、だいじにしてますか」
テーマ:環境保全
京都精華大学
亀山 裕美(制作代表者)
「今でもできる」
テーマ:逃避からの解放
龍谷大学
頭師 佳那江(制作代表者)・岩嶋 瑠夏・桑野 未緒・西久保 ひかる・平山 義隼・三上 卓
応募学校(ACジャパン会員校 23校)
東北芸術工科大学 / 城西国際大学 / 東海大学(文学部)/ 東京藝術大学 / 東京工芸大学 / 日本大学芸術学部 / 日本電子専門学校 / 文星芸術大学 / 武蔵大学 /武蔵野美術大学 / 目白大学 / 東京デザイナー学院 / 玉川大学芸術学部 / 長岡造形大学 /龍谷大学 / 名古屋学芸大学 / 名古屋大学大学院 / 大阪芸術大学 / 関西大学 / 京都精華大学 / 武庫川女子大学 / 同志社女子大学 / 福山大学

第7回公共広告CM学生賞応募要項

講評

世代の壁を軽々と飛び越えたひとこと。
選考委員長 石井 利始
「人は、知らないものは目に見えない。そして、興味のないものは目に入らない。」
どんなに良いことを言っていたとしても、そのメッセージが自分に関係ないものであれば、誰ひとり振り向いてくれません。メッセージが届かないのだから、態度も変容しない。だからこそ、そのメッセージを一人ひとりの興味の対象にしていくこと。つまり、そのターゲットに対してわかりやすい形で可視化(見える化)するということが、具体的な便益の少ない公共広告では、とても大切になってきます。
今回のコンクールのグランプリは「渡る世間はみんなセンパイ」。誰もが感じる世代という壁を、若者たちがごくごく普通に使う「センパイ」という言葉で軽々と飛び越えていきました。そこには、「高齢者」と群で括らず、自分に繋がるひとりの人間として見ようとする「眼差しの優しさ」と、それを自分たちの言葉に置 き換えて可視化させるという「温かな視点」がありました。
我々年齢を重ねたプロではなく、若い人でなければ作れなかったこの作品に、「やられたね」といいつつも、審査員一人ひとりの顔が笑顔だったことはいうまでもありません。
おめでとうございます。そして、これからも「温かい視点」を忘れないでください。
選考会出席委員
委員長:石井 利始(アサツー ディ・ケイ)
委員: 山口  菜穂美(ライオン) / 豊田  進吉(BS朝日) / 安田  宏(BS−TBS) / 藤井 潤一(BSジャパン) / 中野 良彦(ビーエスフジ) / 秋田 愛一郎(日本BS放送)/桐木 淳二(I&S BBDO) / 八代 眞奈美(葵プロモーション) / ナガクラトモヒコ(サン・アド) / 角田 誠(電通) / 服部 千恵子(東急エージェンシー) / 八幡 功一(博報堂) /貝原 武(読売広告社) / 村上 秀貴(太陽企画) / 小簱 一浩(ティー・ワイ・オー) / 柴崎  悠二(電通クリエーティブX) / 若尾 一彦(日本アド・コンテンツ制作社連盟)(順不同)
◇歴代のグランプリ受賞作品
第1回 「2004.10.23 その時僕らは(おにぎり篇)」長岡造形大学
第2回 「食べきれない」武蔵野美術大学
第3回 「ありがとうは無限大」武庫川大学
第4回 「TRAIN SOS」武蔵野美術大学
第5回 「ひとつあいさつくださいな」東京工芸大学
第6回 「つられ迷惑」東京藝術大学

会場(表彰式)協力
汐留電通ホール
2011年3月25日

主催
(社)ACジャパン
後援
BS日本/BS朝日/BS-TBS /BSジャパン/ ビーエス フジ/WOWOW/日本BS放送/ワールド・ハイビジョン・チャンネル (順不同)
協力
I&S BBDO / 葵プロモーション / アサツーディ・ケイ / オグルヴィ・アンド・メイザー・ジャパン/Camp KAZ / 味の素 / サン・アド / 資生堂 / 読売広告社 / 太陽企画 / ティー・ワイ・オー / 電通 / 電通クリエーティブX(電通テック) / 東急エージェンシー / 東北新社/ 日本アドコンテンツ制作社連盟 / 日本テレビ放送網 / 博報堂 / パナソニック / フジテレビジョン / ライオン (順不同)
本サイトについて プライバシーポリシー サイトマップ
copyright