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【神奈川】

夏場の節電促進へ 市、15%以上削減で記念品

2011年6月3日

 東日本大震災の影響で懸念される夏場の電力不足への対策として、川崎市は二日、電気使用量を前年同月比15%以上削減することができた世帯に記念品を贈る方針を明らかにした。市民の節電を促進するのが狙い。

 対象は七月一日現在で、市内の同一住居に一年以上継続して住んでいる世帯。東京電力発行の「電気ご使用量のお知らせ」の七〜九月分を市に提出。電気使用量が三カ月連続で前年同月分と比較して15%以上削減した世帯には、削減率に応じて記念品をプレゼントする。「記念品は東北地方の物産品などを検討している」(市地球環境推進室)という。

 市は併せて、消費電力の少ない冷蔵庫とエアコンに買い替える「省エネ行動推進モニター」約五千世帯を募集。省エネ機種の導入効果などの調査に協力してもらった世帯には協力金を支払う。

 いずれも募集は七月以降を予定している。問い合わせは市地球環境推進室=電(200)2169=へ。 (北条香子)

 

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