20

11月

2009

自分を愛せぬ人間に人を愛する資格はない。

最近、色々なところから応援のコメントなどを頂いております。本当に有難う御座います。

 

ちょっとした一言、応援でも本当に色々な面で自分の力を後押ししてくれています。

 

なんだかんだいっても、自分ひとりでは何もできません。色々な人が互いに協力しあいながら、事を成していく。みんなの心が一つになって、初めて大事は為されるのだと。

 

人生とは、人を生かすこと。人様のお役に立たせてもらう。私心なく、人に尽くし、社会に、国に貢献していく。これが人として、一番尊い生き方であると思います。

 

江戸時代の頃までは、こうした感覚というのは日本人の当たり前の感覚としてあったのだと思います。少なくとも、そうした生き方が人の手本になるという自明の前提があった。

 

ところが、敗戦後64年日本人の価値観はどんどん変容していきます。一言で言えば、「拝金主義」であり、「利己主義」である。

 

蓄財やそれを人に示すことが一番の人生の目的になり、自分さえよければ、それでよし。社会だの、国だのといったことは、我関せず。こうした風潮が今回の民主党政権の誕生ということとどこかでつながっているように思います。

 

自民党であれ、民主党であれ、「こっちの政権の方がお徳ですよ」と主張した。国民も、国からいかにお金をもらえるかという浅ましい判断基準で民主党を選んだ感がある。

 

国民も国民であるが、政党も政党である。どちらも人としての劣化であり、堕落だ。本来の政党の主張は、外的側面の国防であり、内的側面の教育である。この二つがしっかりしていれば、経済など後からいくらでもついてくる。

 

が、逆にこの二つがおろそかになってしまえば、人心は荒廃し、国防も守れず、日本という国は溶解して消えてなくなるのです。

 

民主党は何と言っているのか?「中国に領土を差し上げます」。これだけです。経済だけの観点でしか発想できない人間の論理的結論がこれである。これからの経済市場を考えれば、中国と仲良くやっていかなければいけない。であれば、中国の言うとおりにするのが得策だ―要するにこういうことでしかない

 

民主党達の間違った歴史観と、拝金主義は必ずこうした大罪を引き起こすことになる。

 

民主党員たちの反日意識と小沢の権力志向が結びついたのが今の民主党である。

 

もちろん、こうした一見したところの癌も大きな目で見れば、忘恩の徒となった日本国民を覚醒する大きな因縁となりうる。

 

悪を生かす」とはどういうことか。それは、例えば病気や自然災害を通じて、人が日常に対する感謝の気持ちを取り戻すという意味である。人間は、こうした「禍」がなければ日常をすべて当たり前と思い、不平不満ばかりを言いがちである。が、そうした禍を転じて福と為すことは可能である。今、我々日本人は試されている。これからの巻き起こるであろう数々の災難を乗り越えることができるかどうか。できる。そうであらねばならない。

 

こんなに豊かで自由で平等の国は世界には日本をおいて他にはない。理想の国とは、まさにこの国なのだ。これ以上の理想の国を求めて、日常に感謝できないとすれば、それは「プラトンの病」に陥っている証拠である。

 

つまり、理想・理念というイデアの世界を現実のものと規定し、そこから現実の世界を見下ろし断罪するという一種の精神病理である。

 

鳩山や左翼連中のような一種の理想主義者が陥りがちな錯誤である。根底は現実否定だ。彼らに共通するのは、この現実否定・自己否定である。簡単に言ってしまえば、彼らには自殺願望、タナトスがある。

 

私は人の顔色をよく観るのが好きなのですが、様々な環境の下で、自分の境遇を恨んだりする人は皆一様に顔色が悪いですね。幸せそうな感じがしない。そして、そういう人が次々に洗脳されていく教義こそが、破壊衝動を内に秘めた左翼思想・革命思想なのです。

 

民主党は今、革命を起こそうとしている。その先に、何か理想の社会があると思い込み、歴史を否定し、伝統を否定し、過去の一切を否定し、新しい何ものかを創ろうとしている。が、その先には実は何もないのです。ただの賢しらな知恵でもって社会を構築しようとしている。そこに現出するのは、人が生きるに値しない無機質な一党独裁による恐怖政治の下にある人間牧場でしかない。この世の地獄とは、まさにそうした社会を言う。民主党が理想とする社会が、中国であり北朝鮮であるのがよくわかります。

 

…自分を愛することができない人間は人を愛することができないように、自国を愛することができない人間は、他国を愛することはできない日本の歴史と伝統に敬意を払うことと、他国の歴史と伝統に敬意を払うこととは同じである。我々は今戦争中であるという自覚を持つこと。静かな戦争、Silent Warの真っ只中に我々はいる。その敵は中国共産党であり、その傀儡政権である民主党、そしてその背後にいる自治労・日教組等の革命組織である。

 

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5 コメント

  • #1

    s (土曜日, 21 11月 2009 04:14)

    世界的に有名なメガロポリスの中心に神聖不可侵の巨大な森がある。その森にはその国の最高司祭が住んでいて、国民の安寧と安らぎを祈願している。
    司祭は同時に世界最古の王家の末裔であり、世界で唯一の皇帝でもある。伝説の3つの宝物は『神器』と呼ばれ、それぞれが霊的な古い聖所で固く守られ表にでることはない。司祭の住む巨大都市そのものもその成立時において、何重にも念入りにある呪術者が守りを固めた人工魔法防御都市である。
    空前の規模で、もはやこれほどの術を施された街は術の発祥の国にさえないのだ。

  • #2

    ナベさん (土曜日, 21 11月 2009 05:36)

    坂本さん、貴方の知性の高さにはただただ驚くばかりです。
    なぜ貴方が予備校の先生をしているのか本当に不思議です。
    あなたほどの器量があれば政界で「頂」を極めることも難しくはない。
    なぜなら貴方には何処か、坂本龍馬のような「カリスマ」を感じますから。
    一言一言の重みが違う。全く、ブレがない。まだ日本にもいたんですね、こういう漢が。

  • #3

    タミヤ (土曜日, 21 11月 2009 20:37)

    やはり坂本様は天皇の血筋をひいた、神の家系で在られたんですね。時折文面から伝わる神々しさの理由にも納得していまいます。だから今日本が建国以来の危機に瀕している故、その「神の血」が覚醒しつつあるのかもしれませんね。ナベさんさんも仰る通り、坂本様は日本の未来を背負って立たれる御方だと私も確信しました。本当に素晴らしい御方ですね。
     
    天皇陛下、万歳! 神よ、坂本様に更なるお力を!

  • #4

    shine (土曜日, 21 11月 2009 22:44)

    あなたのような崇高な思想を持った人間が世界を変える。

  • #5

    真・保守 (日曜日, 22 11月 2009 02:19)

    坂本様はすごいですね。ご自身も天皇家の血統を継承する御家柄なのですね。
    過去のブログも拝見させてもらいましたが、その内容も、上品さの中に力強さを兼ね備えた、非常に強い意志を感じさせられるようなものでした。
    人を惹きつける強烈な個性、それを人は<カリスマ>と呼びますが、坂本様には正にその言葉がふさわしいです。

    生かして頂いて有り難う御座います、生かして頂いて有り難う御座います。アマテラスオホミカミ、アマテラスオホミカミ。

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