「政治がつくり出した大震災」 海外メディアが混乱酷評日本の内閣不信任決議案をめぐる政治混乱について、海外メディアからは3日までに、東日本大震災や福島第1原発事故という国難を前に「各政治勢力が協力してつくり出した政界の大震災」(中国紙環球時報)が、国民生活や経済に影響を与えているなどと厳しい指摘が出た。 米紙ウォールストリート・ジャーナル(電子版)は「菅直人首相の辞任時期が曖昧なため、大震災後の復興や財政再建の努力を妨げ、不信任決議案提出につながった政治闘争が続く」と批判した。 ニューヨーク・タイムズ紙(同)も、菅政権が「本質的にレームダック(死に体)化する」との見方を示した。(共同) 【共同通信】
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