「東日本大震災チャリティーマッチ」(6日、後楽園ホール)
ボクシングの世界6階級制覇を遂げたマニー・パッキャオ(32)が、自身の直筆サイン入りグローブとTシャツを、具志堅用高氏(55)が会長を務める白井・具志堅ジム主催興行のチャリティー・オークションに出品することが3日、分かった。パッキャオの母国フィリピンから、この日までに都内のジムに到着した。
今や1試合で17億円ともいわれるファイトマネーを稼ぐパッキャオだが、日本での修行時代には東京・築地でマグロを扱う会社で働いていた。その会社社長が具志堅氏の後援者であるという縁で実現。絶対王者が東日本大震災の被災地に向けて語るビデオレター、マニラのホテルで実際に本人がサインしている“証拠映像”も併せて送られてきた。
具志堅氏は「Tシャツは今年5月と昨年11月の世界戦のやつで計5枚くらい。グローブは14オンス。『ありがとう』って手紙も入ってました」と明かす。オークションの司会は渡嘉敷勝男氏が務め、レスリング女子63キロ級のアテネ&北京五輪金メダリスト・伊調馨の参加も決定。自身も“復帰戦”のグローブなどを出品する具志堅氏は「お役に立ちたい」と“世界王者の輪”を意気に感じていた。
復興支援へ新旧王者がお宝グローブ提供/具志堅氏16年ぶり“ちょっちゅ”復帰/6階級制覇パッキャオ、大差判定で防衛/具志堅氏、チャリティーマッチ開催計画/赤井英和の娘、女子レスラーと歌手デビュー
ソーシャルブックマーク・RSS・twitter・Facebook