道内の民主党議員でただ一人内閣不信任案に賛成した松木謙公議員が地元・北見市に戻ってきました。民主党から除名にあたる除籍処分を受けた松木議員は支援者に経緯を説明しました。
内閣不信任案の否決から一夜明け松木議員はきょう午後、地元に戻りました。
(松木議員)「これから無所属でしっかりとがんばっていく。今のあの内閣では全く話が合わない」
菅総理の辞任表明を受けて不信任案に賛成の意向を示していた議員が反対に回る中、賛成票を投じて党本部から除籍処分を受けました。松木議員は、北見市の事務所で後援会の役員らに「お騒がせをしました」と陳謝し、不信任案の賛成については「信念を貫いた」と理解を求めました。
(松木謙公北見事務所・小野秋平幹事長)「僕は評価している。よくやった。後援会としては支えていきます」
一方、不信任案に賛成するため、おととい国交副大臣の辞表を提出していた三井辨雄議員は態度を翻し不信任案に反対しました。さらに、菅総理の慰留を受けて辞表も撤回しました。不信任の採決をめぐり小沢元代表に近い議員の明暗が分かれる結果となりました。
(2011年6月 3日(金)「どさんこワイド179」)
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