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【大リーグ】

松井、生き残りかけ敵地10連戦 結果次第ではクビの危機…

2011年6月4日 紙面から

 崖っぷちだ。2試合連続欠場中の松井は3日(日本時間4日)のレッドソックス戦から敵地10連戦がスタート。この期間の結果次第では、戦力外通告という最悪の事態がいつ起こっても不思議ではない状況だ。

 というのも、地元メディアでは主砲と期待されながら不振にあえぐ松井の起用法をめぐって報道が過熱。中でも辛辣(しんらつ)なのは、今月21日から再開するDH制のない敵地の交流戦まで松井を使い続け、結果が出なければ戦力外にすればいいという論調だ。そんな逆風が吹き荒れる中、Rソックス、オリオールズ、ホワイトソックスと続く敵地10連戦はまさに正念場。松井は限られた出場機会で結果を求められることになりそうだ。

 厳しい状況でもプラス材料はある。Rソックスの本拠地フェンウェイパークでは過去、打率3割1分6厘。ア・リーグの球場の中では最も良い数字をはじき出している。スタメンから外れる中、ともに打撃練習を繰り返すペリー打撃コーチは「試合では内角の球を打ち損じる姿が見られるが、積極的な姿勢を維持していれば確実に状態は上がってくるはず」と背番号55の復調を信じてやまない。

 3連戦の初戦は右腕バックホルツが先発予定。こちらも過去打率3割7分5厘と相性の良い右腕を打ち崩し、周囲の雑音を己のバットで封じ込むしかない。 (ボストン穐村賢)

 

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