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2011年6月3日(金) 19:30 |
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分散型の電力供給源を
日本のエネルギー政策に深く関わっている、東京工業大学の柏木孝夫教授が岡山で講演し、巨大な発電施設建設よりも家庭用太陽光発電など、分散型の電力供給源を増やすべきだと語りました。
これは、岡山経済同友会の定例幹事会で行われた講演会で述べたものです。 柏木教授は、日本エネルギー学会会長で、自民党政権時代から現在まで政府のエネルギー政策に深くかかわっています。 講演会で柏木教授は、原子力発電を今後、やめるかやめないかという二者択一は、日本の産業活動を考えると現実的ではないと主張しました。 その上で柏木教授は、各家に太陽光発電をとりつけ、電気自動車を蓄電池として利用すれば、大型発電施設にたよらず、家庭用の電力は供給源を分散化できると強調しました。
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