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<大阪>府議会 定数削減案めぐり紛糾続く |
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(6/4 00:35) |
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大阪府議会は維新の会が提出した議員定数削減の条例改正案をめぐり紛糾しています。主要他会派が猛反発し一部会派が、本会議再開を阻止しようと議場封鎖をするなどしていますが、維新の会は、強行採決する構えです。
橋下知事が代表をつとめる大阪維新の会は府議会の議員定数を108人から88人と大幅に削減する条例改正案を府議会に提出しています。公明・自民・民主など主要な他会派も議員定数の削減には否定的ではありませんが、1人区が増える維新の区割り案に、「維新が有利になる案だ」「議論が十分でない」などと猛反発しています。このため、他会派は採決を行なう本会議の再開に抵抗していて、3日深夜もまだ議会は中断したまま、党派間での駆け引きが続いています。公明・清水幹事長は、「憲法で保障された一番大事な権利の1つ。軽々しく府議会が扱ったら、歴史の汚点になる」と話しました。これに対して橋下知事は、「統一地方選挙の前から議論している。それをマニフェストで掲げて有権者の皆さんの信を問うたわけですから(ここで)決着をつけるというのはなんら民主的なプロセスとして問題ない」と話しました。3日深夜には、公明党の議員らが、本会議再開を阻止しようと、議場の前に陣取り、強行採決反対を訴えるなど、混乱が続いています。しかし、維新の会は強行採決の姿勢を崩しておらず、最終的には過半数を握る維新の会が数の力で押し切り定数削減案は可決される見通しです。
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