'11/6/3
てっぱん効果で尾道ロケ人気
尾道市内での4、5月のテレビ番組やコマーシャル(CM)の撮影が、前年同期(7件)の2倍を超す15件に上った。撮影を支援する「おのみちフィルム・コミッション(FC)」事務局は、ドラマやサイクリング人気の効果と分析している。
内訳はテレビの情報番組9件、ドキュメンタリー番組1件、CM1件、情報系雑誌4件。うち全国ネットは6件あった。瀬戸内しまなみ海道でのサイクリングを盛り込んだ番組は4件あった。
おのみちFCは、人気の要因を同市などが舞台となったNHK連続テレビ小説「てっぱん」の放送や、サイクルタウンとしての知名度の向上を挙げる。
事務局を務める市観光課の福原信之介課長は「映像は大きな宣伝になる。初めて見た人はまちの魅力を知り、かつて訪れたことがある人には、また訪れたいという気持ちを呼び起こす」と効果に期待している。
【写真説明】尾道本通り商店街であったドキュメンタリー番組のロケ現場(4月29日、尾道市土堂)