今週の政治の舞台で展開された数々の奇想天外な場面の最大のハイライトは、国内メディアが愛情を込めて「宇宙人」と呼ぶ鳩山由紀夫前首相の再登場だ。
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- 鳩山前首相(画面手前)と菅首相(2日)
ちょうど1年前、日本の基準からしても混乱に満ちた不完全燃焼な9カ月の末に辞任した鳩山前首相は、与党民主党の政治家の中で、もっとも政界の黒幕というに似つかわしくない政治家だ。
その彼が、今週の政治劇の主役だったことは間違いない。その目立ち方は、いかにも彼らしいおぼつかないものではあったが。
第一幕:鳩山前首相は1日夜、菅直人政権に対する不信任決議案に賛成することを示唆した。このニュースで、不信任案の支持者らは、決議案可決の可能性が高まったと信じた。
第二幕:2日午前、菅首相と面談、そこで首相から「どこかの時点で辞める」という曖昧な言質を得た。それを受け、前首相は満足げに不信任案へは反対することにしたと表明した。この変心が、約70人の反菅陣営の民主党議員をして、同氏とともに不信任案へ反対票を投ぜしめた。そして、不信任案は大差で否決された。
第三幕:採決後、鳩山氏は記者団に、菅首相は「夏」には退陣すると約束したと語った。しかし菅首相とその支持者らはそんな約束はしていないと反論。2日夜には、菅首相は記者会見で、辞任は、たぶん12月か来年1月頃・・・と明かした。
第四幕:3日朝、テレビカメラに取り囲まれた鳩山氏は興奮の余りつばを飛ばしながら「ペテン師まがいのことを首相がしてはいけない。不信任案に賛成すべきだった」と菅首相を非難した。
菅首相が鳩山氏を出し抜いて当惑させたこと自体は、それほど驚くに価しない。それより不思議なのは――なぜ多くの民主党員が、指導力があるとは思えない鳩山氏に付き従っているかだ。
指導力のない鳩山さん?鳩山さんは民主党を割りたくない。グループ議員は選挙したくない。福島、東北被災民を
救うことより、自らの地位、議員と言う国家公務員の地位を優先させた。原口議員や小沢派議員も同じ。本気で国民を
救いたかったのは、民主党でたった2人、松木ケンコウ氏と横粂勝仁だけだった。
菅さんの始めた「エネルギー政策の見直し」を阻止することが、自民長老や小沢や鳩山の目的だったので、菅さんが辞めればいいので、不信任にこだわらなかった。
そこに漬け込んだ菅さんの勝ち。
まら、鳩山さんの日本語能力では、厳密な話の詰めはできない。説得力ある説明もできない。うそつきだのペテン師だの子供みたいにののしるだけで、経緯の説明なんか全然できない。これを見越した執行部の高笑いが聞こえる。
他の人が首相だったら、原発のことも、復興ももっとうまくいっていたのかもしれない。しかし、それは推測だ。誰しも至らない点の一つや二つはあるから、いつでも批判するのは簡単だ。鳩山さんも小沢さんも、それだけ同調者を得られるなら、その力で菅さんのやり方を変えさせることだって出来るだろうに。もしも辞めさせることが一番のねらいだったのなら、今回の不信任騒ぎは国民のためではなく自らが権力を握るための行動だったと思わずにはいられない。
ニュースメデイアはどうして管さんをもっと糾弾しないのか? ⒈番悪いのは管さんだし、管さんは、日本の国旗が嫌いな人、それに、自衛隊が嫌いな人、こんな人が日本の国を引っ張って行ける訳が無い。こんな人が首相でいる限り、何処の国も日本に好意を持つ国はいないだろう、サッミットの時でさえ韓国、中国の要人はさかんにTVにでたが、管さんは1度も写らず、記念撮影では韓国の大統領は最前列、管さんは2列目の端っこ。センカクれっとうであんな失敗をしでかし,選挙も大敗したにも拘らず、メデイアはカンサンを攻めない。
日本のメデイアが管さんをおよがせているのです、
私は、1日本人としてこんな首相をもっている事を恥じています。
–なぜ多くの民主党員が、指導力があるとは思えない鳩山氏に付き従っているかだ。–
推測であるが
金持ちで総理経験者
自分の選挙の時に、世話してもらえる。