サッカー:出場辞退を再考へ 南米選手権

2011年4月6日 19時47分

 日本サッカー協会の田嶋幸三副会長は6日、東日本大震災の影響で日本代表の出場辞退を申し入れた南米選手権(7月、アルゼンチン)について、小倉純二会長から「さまざまな知恵を使って、チームを派遣できるか考えてほしい」と再検討を指示されたことを明かした。開催国のアルゼンチン協会から再考を求められたためで、15日までに結論を出す。

 南米を訪問中の小倉会長は5日、アルゼンチン協会のグロンドーナ会長らと会談し、7月のJリーグ開催で代表編成が困難になったことを伝えたが、「日本の復興を応援する大会にしたい。考え直してほしい」と翻意を求められた。

 今後は原博実強化担当技術委員長がJリーグと話し合って打開案を模索し、11日の協会常務理事会や12日のJ1、13日のJ2各実行委員会で話し合う。

 小倉会長は4日に南米サッカー連盟のレオス会長に辞退を申し入れ、了承されていた。【安間徹】

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