2011年4月6日 11時18分 更新:4月6日 13時55分
経済産業省と東京電力は6日、地域ごとに順番に電力供給を停止する計画停電をいったん4月で打ち切る方針を固めた。計画停電の実施を見送っている3月29日以降、ピーク時の最大需要は供給能力を318万~585万キロワット下回って余裕があり、今後も電力のかかる暖房需要は増えないとみられるため。
また東電は6日、計画停電の実施を7日も終日見送ると発表した。終日見送りは3月29日以降、10日連続となる。
6日も気温の上昇により、計画停電を終日行わない。東日本大震災で被害を受けた鹿島火力3号機(茨城県神栖市)などの復旧・運転再開で供給能力は前日比100万キロワット増の4050万キロワットを確保できる見込み。【新宮達】