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【Sports Watch】安藤美姫のコーチ・モロゾフ氏が語る「それは日本だけ」

フィギュアスケート世界選手権では、初日のSPこそ韓国のキム・ヨナが1位にたったが、翌日のフリーでは安藤美姫が逆転に成功、見事優勝を飾った。

2月の四大陸、昨年末の全日本と圧倒的な強さを見せる安藤だが、その影には、トリノ五輪金メダリスト・荒川静香らをコーチしたニコライ・モロゾフ氏の指導がある。6日(金)深夜放送、フジテレビ「すぽると!」では、そんなモロゾフ氏に単独インタビューした様子を放送した。

「フィギュアスケートには、いまや特別なエレメントというものはなく、大事なのはプログラム全体の構成だと思います」と語るモロゾフ氏は、安藤のかつての代名詞=4回転ジャンプではなく、ショートプログラムで7個、フリーで12個からなるエレメントを組み合わせた全体の構成を重視。番組から4回転について訊かれると、「それは日本だけで、他ではそういう考え方はしません」とキッパリ言い切った。

また、「私がコーチになってすぐに彼女は変わり始めましたよ」と明かすモロゾフ氏は、今大会の安藤を「全てのテクニカルエレメントを簡単にとれるのは、出場選手の中で彼女だけだったと思います。今大会、クリーンにジャンプを跳べない選手やジャンプで得点を稼げない選手もいました。それに比べ、美姫は非常にしっかりしていた。そして、とてもクリーンでプログラムの中で何をやっても、彼女にとっては簡単で難しいエレメントは一つもなかったので、滑りやすかったのです。ですから、どのエレメントが特別だったとはいえない」と振り返った。

さらに、演技の後半に組み込んだ5連続ジャンプについても、「彼女にはとても簡単でした。きちんと練習を積んだ選手には簡単ですから。彼女は6連続でも、7連続でも跳びますよ」と自信をみせ、SPではヨナが1位になったことにも、「彼女(安藤)がメダルを獲るのは確信していました。得点を気にしても意味はありませんから気にしません。もう終わったことは翌日には切り替えないといけないんです。得点を気にしても時間の無駄だと思いますし、そんな暇があったら、美味しいワインでも飲みますよ」と笑顔を見せた。(※モロゾフ氏のコメントは同番組の翻訳から)

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安藤美姫  フィギュア  SP  フジテレビ  荒川静香  

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