ステレオミックス問題総合対策情報
Windows XP編
5.SigmaTel製オーディオデバイスのステレオミックス問題について
多くのパソコンに標準搭載されているSigmaTel製オンボード・オーディオデバイス
・SigmaTel Audio
・SigmaTel C-Major Audio
・SigmaTel High Definition Audio CODEC
パソコン内部再生音を録音するためのステレオミックス欠如に関する問題が最も多く報告されるのが、上のような名称でDELL・SONY・富士通・Gatewayなど多くのメーカー製パソコンに標準搭載されているSigmaTel製オーディオデバイスです。特にSONY-VaioとDELL製パソコンでは、その多くにSigmaTel製のオーディオデバイスが採用されています。
SigmaTel製オンボード・オーディオデバイスのステレオミックス問題とは?
A.ステレオミックス・マイクミュートの欠如という問題
録音コントロールにステレオミックスが欠如、または、再生コントロールにマイクミュート解除機能が欠如、もしくはその両方が欠如しているといった「パソコン内部再生音とマイク音声を同時に入力/録音」をすることが不可能な深刻なものです。
B.ステレオミックス・マイクミュートが正常に機能しないという問題
パソコン内部再生音+マイク音声同時録音のための、録音コントロールのステレオミックス・再生コントロールのマイクミュート解機能の両方が備わっているのに、正常に機能せず内部再生音は録音できても、そこにマイク音声が乗らないという問題が報告されています。この問題は特にSONYのVaioで発生しているようです。
作業前に復元ポイントを作成しよう
A.ステレオミックス、マイクミュートの欠如という問題についての対策方法
1.メーカーのアップデートドライバー適用で改善する場合
DELL製パソコンの場合、
公式のファイルダウンロードのページから機種を選択して、最新のオーディオドライバーを適用することで改善する場合があります。
また、
テクニカルサポートでの『stereo mix』というキーワードの検索結果から、ステレオミックスが追加されると思われるいくつかの機種も判明します。2009年5月現在、適用できると思われる機種とドライバーの
一覧表はコチラのようになっています。
2.外部ドライバーの適用で改善する場合
DELL製パソコンでは、純正ではない外部ドライバーの使用により状況が改善するという情報をいただいていますが、音が出なくなるなどトラブルの発生も多いようですのでご注意ください。
B.ステレオミックス・マイクミュートが正常に機能しないという問題の対策方法
メーカーのアップデートドライバー適用で解消する場合が多い
メーカー製パソコン、特にSONY-Vaioでこの問題が発生している場合には
公式サポートで発表されているオーディオドライバーのアップデートを適用することで解消するケースが多いようです。
公式サポートからお使いの機種のアップデートドライバーが発表されていないかをお調べください。
いずれの方法でも改善しなかった場合