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[政治]ニュース トピック:菅首相
【首相辞意】関係者心境複雑…「政治家は楽」「お遍路再開を」
2011.6.3 01:31
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4月に官邸でキュウリを提供した、JA新ふくしま代表理事組合長の吾妻雄二さんは「苦しくなったら辞めればいい政治家は楽だ。われわれは農家を辞めるわけにはいかない」と憤る。「風評被害防止を菅さんと約束したが、それは政府代表に約束したものと思っている」と、早くも“次期首相”に期待を寄せた。
首相は、故市川房枝参院議員の選挙を手伝ったことから政界入りを志したことでも知られる。「震災後の誰がやっても難しい局面だが、辞意は残念」と話すのは、「市川房枝記念会女性と政治センター」理事の山口みつ子さん。
菅首相は昨年9月、記念会展示室を訪れ、記名帳に「私の原点は、市川先生の選挙を応援した36年前にある」と記していた。だが山口さんは「生前市川が菅さんについて語ったことは聞いたことがない」とピシャリ。「今回の辞意を市川が聞いたら『まず復興の成果を上げるべきだ』と話すでしょう」と続けた。
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