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【東京】

「信念ある判断」おもんぱかり 首相の地元有権者

2011年6月3日

 菅直人首相の地元・東京18区(武蔵野、小金井、府中市)でも、退陣表明に賛否の声が聞かれた。

 菅首相が国会議員になる前から足を運んでいる武蔵野市の「レストラン喫茶上床(うわとこ)」経営、上床敬子さん(72)は、不信任案否決に「国民から選ばれた国会議員が続投を選んだのだから、菅さんには引き続き頑張ってほしい」とエールを送った。震災対応に一定のめどを付けてから、とする退陣のあり方には「原発事故は人類全体の問題なので、途中で放り出すことはできないのだろう。信念のある菅さんらしい判断」とおもんぱかった。

 一方、同市内の会社員男性(58)は「震災の復興が進んでいない責任は重い。中途半端な条件をつけず、辞めるなら辞めると明言するべきだ」と突き放した。

 

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