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大牟田の組員死傷:火炎瓶投げた男に2年6月求刑--地裁久留米支部、初公判 /福岡

 民家の塀に火炎瓶を投げたとして火炎びん処罰法違反罪に問われた大牟田市八江町、指定暴力団九州誠道会系組幹部、下部裕被告(35)と同市笹原町、同会系組幹部、田嶋勇二被告(32)の初公判が2日、地裁久留米支部(松尾嘉倫裁判官)であった。両被告は起訴内容を認め、検察が両被告に懲役2年6月を求刑し即日結審した。

 検察は論告で「犯行は計画的で悪質。投げ付けた民家は暴力団組織とは無関係であり、被害を受けた住人の不安も大きい」と述べた。

 起訴状などによると、両被告は共謀して4月4日未明、同会系組員2人の殺傷事件の報復をしようとして狙う家を間違え、同市の民家ブロック塀などに火炎瓶2本を投げて炎上させたとされる。

〔筑後版〕

毎日新聞 2011年6月3日 地方版

 
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