2011-05-09
プロジェクト発足に寄せて
私たち「東北震災復興祈念プロジェクト」は、東北大学文学・文芸系サークル有志が中心となって発足したプロジェクトです。
活動目的:被災地から伝えられる/伝えたいメッセージを集めて、冊子を創る。
冊子のコンセプト:マスメディアやインターネット上で震災に関する数多くの言論があるが、被災地視点からの言論は少ない。本書では、被災地の言論を収集し、その現実を伝えると共に、3.11後の東北・日本を考える人の為の知の基盤を提供する。
冊子の構成:震災にまつわる事象を分析する《ルポルタージュ編》と、日本・東北の「次」を考える《論考集編》の二部構成。
活動内容:
活動目標:冊子を1,000冊売り上げ、100万円以上を義捐金として日本赤十字社へ寄付する。
私たちは常日頃から文芸を通じて世界を見、思想に触れてきました。自ら言葉を発信するという活動も行なってきました。
震災後ボランティア等の活動をしてきた私たちは今、私たちのやり方で震災復興に関わりたいと考え、集まりました。やはり言葉の世界が私たちのホームグラウンドなのでした。
これだけインターネットが普及した世の中でも、まだまだ埋もれている言葉があるはずだと私は(非常に直観的ではありますが)感じています。
被災地の人々が伝えたい言葉を発掘して、全国で「被災地の言葉」を求めている人に届けたい。
それが私たちの思いです。
私たちはより多様な視点を取り入れるため、広く東北大内外のサークル・個人の方からの寄稿を募集しております。
詳細はtohoku.reconstruction.project@gmail.comまでお問い合わせください。
代表 川村