韓国人の海外でのカード利用額、過去最高に

 韓国銀行(中央銀行)は1日、今年第1四半期(1-3月)に韓国人による海外でのクレジットカード・デビットカード利用額が前年同期比18.9%増の19億9900万ドル(約1617億円)となり、過去最高を記録したと発表した。海外でのカード利用額は昨年第3四半期(7-9月)から3四半期連続で過去最高を更新した。

 韓国人による第1四半期の出国者数は323万人で、昨年第4四半期(10-12月)の308万人に比べ4.8%増加した。それに伴い、カード利用額も増加したとみられる。

 カードの種類別では、クレジットカードが13億5300万ドル(約1095億円)、デビットカードが4億6600万ドル(約377億円)、デビットカードの一種のチェックカードが1億7900万ドル(約145億円)だった。

 一方、第1四半期の外国人による韓国でのカード利用額は昨年第4四半期を16.2%下回る7億5000万ドル(約607億円)だった。韓銀は「外国人による韓国への旅行が減少したため」と説明した。第1四半期の外国人入国者数は203万人で、昨年第4四半期の229万人に比べ、11.3%減少した。

崔炯碩(チェ・ヒョンソク)記者

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
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