菅総理大臣は、党の代議士会で、東日本大震災からの復旧・復興や東京電力福島第一原子力発電所の事故の収束に一定のめどが立った段階で退陣する意向を表明しました。
この中で菅総理大臣は、菅内閣に対する不信任決議案について「私に不十分なところがあったことが、不信任決議案の提出につながったと受け止めている。私の不十分さで大変ご迷惑をおかけすることになり、おわびしたい」と、陳謝しました。そのうえで菅総理大臣は「震災に一定のめどがついた段階、私がやるべき一定の役割が果たせた段階で、若い世代の皆さんにいろいろな責任を引き継いでいただきたい」と述べ、東日本大震災からの復旧・復興や東京電力福島第一原子力発電所の事故の収束に一定のめどが立った段階で退陣する意向を表明しました。また、鳩山前総理大臣が、午前中行われた菅総理大臣との会談で、復興基本法案の成立や今年度の第2次補正予算案の早期編成にめどがついた段階で退陣することで、認識が一致したことを明らかにしたことについて、菅総理大臣は「鳩山氏に総理大臣官邸に来てもらい、1つの文書を頂いて確認した。それを踏まえ、私のことばで今後の行動を約束させていただいた」と述べました。