灰VSゆかりん
灰のスペカはどう見てもイカサマ仕様。
本人はイカサマ使われると怒る癖に自分は良いとか言う理不尽。
灰と紫は弾幕ごっこをしている。
紫はあり得ない量の弾幕を灰に向けて放ち
灰はそれを避けて、紫に弾幕を少しだけ放つ。
STGで言えば灰は自機で紫はボス…そんな状態だ。
「やっぱ上手いな…俺はこういうのには
チルノと戦って上手くなったようなもんだからな…」
灰は紫を褒めながら避ける。
「へぇ、氷精に教わったの?」
紫は聞く。
「これでもチルノは強いんだぜ?」
灰は言いながら…弾幕を放った。
黒く禍々しい弾幕だ。
もう、厄でも纏っているのか?っと言える程、黒い。
「危ないわね!!」
紫は掠りながら言い…
「【結界】生と死の境界」
紫は宣言し、境界を使った弾幕を放った。
「おい、馬鹿止めろ!!」
灰は焦りながら避ける。
灰にとって弾幕は大嫌い。
なので弾幕ごっこはチルノとかに教わり、上達しただけ。
つまり、灰はノーマルシューターだとすれば
今の弾幕ごっこはファンタズム。
「こ、こ、こ、こ、この試合は早くも終了ですね。」
凄く灰は焦ながら避ける。
本当にギリギリで。
「……灰、貴方はSTGとか嫌いじゃなかったっけ?」
紫は灰に聞く。
「知るか!いきなりやられたら避けるしかねぇだろ!!」
灰はそう言い…
「【終末】ムジュラの仮面」
禍々しく、膨大な力が込められた仮面を灰は出し、装着し…
発狂するかのような弾幕を高速で放った。
「アヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャ!!」
灰は己の狂気を楽しむように笑う。
「え…!こ、こんなに速いの…?」
紫は驚き、即座に避ける。
「どうしたどうしたどうしたぁ!?これで終わりじゃないよなあ!」
灰は狂気を出し、言う。
「ったく…貴方は本当に困る人ね。【廃線】ぶらり廃駅下車の旅」
今度は廃線となって幻想に近い状態になった電車…
とは言え、灰が人間の頃の時代な為、新幹線だった。
威力は巨大…その電車が灰に襲い掛かった。
「紫ぃぃぃぃ!?お前、何危ないの出してるのぉ!?」
灰はムジュラの仮面を外して、叫びながら避ける。
「何って…新幹線じゃない。」
「殺す気!?」
紫は言うのに対し灰はツッコミをする。
「ったく…おかしいだろ…汚いなさすが忍者きたない。」
灰はそう言いつつ…
「そんな奴には御仕置きが必要なようだなぁ…!!」
灰はそう言い…宣言した。
「【ダークパワー】 」
闇の弾幕は追尾弾、光は直線で来るレーザー
それらを大量に発射している。
「そんな単純じゃ…避けられるわよ?」
紫はそれを避け、平然として言うが…
灰は紫が避けたところに…光と闇の弾幕を出していた。
つまり、避ければ避ける程、弾幕によって動ける範囲が狭くなる。
しかも弾幕は紫に向けて襲い掛かる。
「………嵌められた。」
紫は少し、苦笑する。
「おいおい、まだまだ嵌めていないぜ?」
灰はそう言い…
紫の周りに弾幕が現れた。
「!!」
紫は驚く。
そして…膨大な闇を灰は集める。
「ナイトが持つと光と闇が備わり最強に見える…
逆に暗黒が持つと頭がおかしくなって……死ぬ。」
灰はそう言い…
莫大な力を込めた弾幕を宣言する。
「【暗黒】 ダークパワー 」
そう言った瞬間、紫を囲んでいた弾幕が襲い掛かる。
紫は避けようとするが時既に遅し…
弾幕の所為で避けれる場が無いのだ。
簡単に言えば周りが全て弾幕。
そんなところに灰はその時に闇で作り上げた極大のレーザーを放ち…
左手は大量の弾幕を放っていた。
「きゃああああああああ!!」
紫は弾幕に見事に当たる。
あまりの多さと身動きができない状況であるからだ。
「おっと?俺はこのままタイムアップでも良いんだが?」
灰はそう言う。
凄く油断をしながら…
「………慢心は駄目よ…【紫奥義】 弾幕結界 」
その時に紫が油断している灰にそう言い、灰は紫の結界に閉じ込められた。
「え?」
灰は当然、油断をし過ぎたのか驚く。
その瞬間に大量の弾幕に襲い掛かってきた。
「おいぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!」
灰はそう言いながら避ける、凄くギリギリで。
「ふふ、これなら貴方は避けられない…」
紫はボロボロの状態で言う。
「おい止めろ!!俺が負けでも良いから!!助けて!!」
灰は叫びながら避ける。
「ふふふ、誰に助けてほしいのかしらねぇ?」
紫は笑いながら言う。
「汚い!!汚いぞぉ!!」
灰はそう言った数十秒後…弾幕結界は終わった。
「ふぅ…」
紫は安心した顔で言う。
久しぶりに灰がやられるのを見たのが楽しかったのだ。
「まさか灰が油断をするとはね…」
紫は言った時…紫は弾幕に当たった。
「お前も何、油断してんだ?」
灰は平然と笑いながら現れる。
「な…!?」
紫は驚く。
「いや~本当、STGみたいなのはやっぱ苦手だわ…
だけど、これを作って良かった良かった。」
灰はそう言う。
「作った?」
紫は聞く。
「ん~見せた御札に一部あったろ?
汚い空蝉って…それの効果を使っただけだ。」
「効果?」
「どんな弾幕でも当たらないで強制的に相手のスペカを終わらせる。」
「……………反則の効果ね…汚いわよ!!」
紫は灰に言う。
だが灰は…
「汚いは…褒め言葉だ…
だけどな、これらはまだ試作品だ、完成してないんだよ…
ダークパワーとか色々なところがな…」
ニヤニヤしながら言う。
「はぁ…もういいわ…とりあえず御札の名前って決めてる?」
紫はため息をし、灰に聞く。
「ん~そうだなぁ…呪文の紙みたいなのだからスペルカードで。」
「そう、しばらくしたら弾幕ごっことスペルカードを広める予定だから待ってなさい。」
紫はそう言い、姿を消した。
「………………とりあえず帰る。」
灰は紫の姿が消えたのを確認し、博麗神社へ帰っていった。
汚い空蝉は夢想転生の効果+相手のスペカを強制で終了させる。
いわゆる汚すぎる効果のもの。
ダークパワーをどんな弾幕にしようか悩んでいます。
誰か提案しても良いんじゃよ?
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