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灰と紫による会議系かもしれない。
日常(笑)編
スペカ法案(御札編)
「は?何?妖怪達を活気にさせる遊び?」

灰は夢幻世界にて、八雲紫と話している。

「そうよ…最近、妖怪達に活気が無いのよ…
 妖怪の山や地底は良いとして…あ、お菓子おかわりね。」

紫はそう言いながらお菓子を要求する。

「…それを何故俺が考えなきゃいけないんだ?」

灰はそう言い、お菓子を紫に渡す。

「ありがと、だって貴方は神獣でしょ?」

「…何?俺をからかってるの?」

紫が言う言葉に灰はムキになる。

「…からかってないわよ。」

「お前、それ絶対にふざけて言っているよね?」

クスクス言いながら紫が言うのに対し

灰は少しながら怒りを溜めて言う。

「あら、酷いわね、これでも真面目(笑)よ?」

「……お前の真面目はふざけている事だろ…」

灰は紫の言葉に呆れて言う。

そんな時…

「幻月ちゃんに勝った!!やったねあたい!!」

「う~まさかチルノちゃんが勝つとは~私の修行不足~」

「お姉さまを倒すなんて流石はチルノちゃん!!」

「す、凄いよチルノちゃん!!」

夢幻世界の管理人、幻月が妹の夢月とチルノ、大妖精と一緒に遊んでいる

っというか…遊び終わった後の様子を灰は見た。

灰は幻月に勝つチルノ凄いな…っと思うのと同時にチルノを見て思いついた。

そうだ、チルノの遊び、弾幕ごっこを妖怪に流行らせよう。

「おい、紫…」

「何?」

「今、その妖怪を活気づける遊びを思いついた。」

「…本当?」

紫は驚く。

「ああ、簡単な遊びだ…まず、お互いに弾幕を放ちあう。
 それに当たらないようにする…まあ、当たったら即終了じゃなく
 何度か当たったら遊びを終了。
 また、応用に己の技を弾幕で作り上げ、美しく仕上げる。
 見ている奴も楽しいし、する奴も楽しくできると思うのだが?」

灰は紫に弾幕ごっこを説明する。

「…そうね、その提案は良いわね。
 己の技を弾幕で作り上げる…だけど遊びよ?
 妖怪達が弾幕を放ちあいしたら幻想郷が危ないわよ?」

「それはな…御札を使って己の技をコピーして、力を制限…
 そうだな、人間…いや、普通の人間が喰らっても平気な程度にだ。
 だけど、妖怪や能力がある人間は喰らったら
 ダメージを受けるという事にさせれば…遊びでありながら戦いに変わる。」

灰は紫の質問に答える。

「普通の人間が喰らっても平気で妖怪や能力がある人間にはダメージを受ける。
 それは楽しそうね、確かに戦いにもなるし、遊びにもなる。
 そして観戦などによって弾幕ごっこを楽しむ。色々と使えるわね…」

紫は頷きながら言う。

「あ、他にも近接戦もできるような事もできる遊びだ。」

灰はつけたしを言う。

「…良いわね、だけど名称が無いわ…」

「ん~弾幕ごっことかが良いんじゃね?」

「…………そう、ね…それにしましょう。」

紫は言う。

「よし…じゃあ、後日には御札を持って来るからここに来いよ。」

灰はそう言い、姿を消した。






















「……んで、私に何を作って欲しいの?」

「技をコピー…というより弾幕として再現する御札。」

灰は博麗神社に戻り、御札を作るのが面倒な為、霊夢に頼んでいる。

「ふ~ん…かなり面倒な仕事ね…」

霊夢は面倒だなぁっという表情をし、言う。

「早急に頼む。」

灰は霊夢にお願いする。

「……仕方ないわね、じゃあ…久しぶりに…その、い、一緒に…ね、寝ましょう?」

霊夢は条件を出して言った。

「…なんだ、金とか食べ物を要求するかと思ったのだが…」

灰は少し驚きながら言う。

「な、何よ…?文句でもあるの?」

「いや、案外面白い奴だ。まあ、とりあえずお礼は言おう。」

灰は笑いながら言った。





















そして後日…

「これが試作品。」

灰はそう言い、御札を紫に渡した。

「試作品ねぇ…これ、貴方が作ったものじゃないでしょ…平気なの?」

「心配すんな、巫女に頼んだ奴だから一級品だろ。(たぶん)」

灰は紫の質問になんともいえない表情で言う。

「…まあ良いわ、使ってみるわよ。」

紫はそう言い、御札を何枚か持ち、自分の妖力を御札に少し入れる。

そうすると御札は紫色になった。

「お、紫色か、面白い色に変わるのか…俺なんかより良い色だ。
 ん…?名前も結構良いな、【紫奥義】 弾幕結界とか…」

灰は紫を羨ましいと思い、言う。

「何?色がそれぞれ違うの?」

紫は聞く。

「俺の色…どう見ても終末しか見えない真っ黒な色だからな…
 なんだろう?使ったら月がここに落ちそうな気がするんだよ。」

「はぁ…どんなのよ?」

紫は言い、灰の御札を複数持って見る。

【終末】ムジュラの仮面

【絶滅】OFF波動

【悪夢】ダークドレアム

【鬼神】鬼神の仮面

【究極】きゅうきょくキマイラ

【暗黒】ダークパワー

【汚忍】汚い空蝉

「………」

紫は灰の御札の技を見て…これは酷い。

そう思った。

御札を触れただけでもう、威圧感がこちらに襲い掛かる。

特に【究極】きゅうきょくキマイラ…
それは灰自身の殺気や力が込められていると錯覚してしまう程だ。

「…どう見てもおかしいだろ?真っ黒だぜ?」

灰は紫に聞く。

「え、ええ…そうね。」

紫は動揺しながら言う。

「まぁ…とりあえず…やってみようぜ弾幕ごっこ?」

「そうね…やりましょう。」

そう二人は言い、弾幕ごっこの準備を始めた。
灰のスペカがどう見ても嫌な予感しかない。

次回はスペカ(御札)を用いた弾幕ごっこです。

弾幕ごっこの描写は上手くやれるかわからないので

期待しないでくだしあ:


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