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ああ、灰が空気に…ざまあwww
日常(笑)編
魅魔
「ったく!!ようやく見つけたわよ!!」

霊夢は魅魔を見つけ、言う。

「あらら、魔理沙を倒したのかい、結構やるねぇ。」

魅魔はクスリと笑い、言う。

「秋の味覚を食べる為!!大人しく退治されなさい!!」

「…秋の味覚の為にって…」

霊夢の言動に魅魔はため息をし、言う。

「五月蝿いわね!!さっさと退治するわよ!!」

霊夢は言う。

「………魅魔様ですか、姿は変わったのですな。」

玄爺は魅魔に言う。

「おや、玄爺もいたのかい?博麗の巫女が乗ってたのは。」

魅魔は少し驚き、言う。

「玄爺?こいつを知ってるの?」

霊夢は玄爺に聞く。

「…かつての博麗の巫女ですよ、霊夢様。」

「博麗の巫女!?こいつが!?」

玄爺の言葉に霊夢は驚く。

「ん~それは大分昔じゃないのかい?玄爺。」

魅魔は言う。

「…紅魔灰様が直々に修行をさせた博麗の巫女…
 そのような者に昔だとか言われても…意味は無いですぞ。」

玄爺はそれに対し、言う。

「…とりあえず、昔の博麗の巫女を倒せば良いんでしょ?」

霊夢はそう言い、陰陽玉を出す。

「へぇ、陰陽玉かい、結構な面白いものを持ってくるねぇ。」

魅魔は笑う。

「五月蝿いわね、昔の巫女ならさっさと成仏しなさい!!」

霊夢は札を投げる。

霊夢は投げた札を用いて、封魔針をしようとしていたが…

魅魔はその札を振り払って斬った。

「…単純な手段だねぇ、ちょっとは面白くさせてくれないかい?」

魅魔はそう言い、三日月の杖を持って霊夢に襲い掛かる。

「二重結界!!」

霊夢はその攻撃を結界で防御するが…

「ちょっと結界が甘いねぇ!!」

魅魔はそう言い、結界を壊した。

その時、霊夢は魅魔に蹴りをする。

魅魔はそれを避けて…姿を消した。

「……ったく、達人の程、確か戦いは一瞬よね…」

霊夢は灰との修行の事を思い出す。

灰は戦いが一瞬で終わるのは実力差の他に

最強クラスなどの圧倒的強者は攻撃が命取り。

現代の試合、剣道などではあまり攻撃はしないで、隙ができるかまたは作りに攻撃をするし
空手でも攻撃といえどそれは隙を作らせる為が大半だ。

ちなみに灰は自分から隙を作り、相手の攻撃を避け、その隙に攻撃をする戦法だ。

そのような事を霊夢は思い出していたら…

魅魔が霊夢に攻撃をしてきた。

「…遅いわ!!」

霊夢はその攻撃を見切り、魅魔に霊力を込めたお払い棒で攻撃をした。

「ッ!!それは痛いねぇ!!」

魅魔は苦笑いをし…

「反幽幻弾!!」

霊力をかなり込めた弾幕を霊夢の目の前で放った。

霊夢はそれに見事直撃した。

その隙に魅魔は三日月の杖で霊夢を切り裂こうと襲い掛かる。

霊夢はそのタイミングを…

「八方鬼縛陣!!」

封印式の陣を囲って魅魔に攻撃した。

「…まさかここまで成長させるとはね…」

霊夢の実力に魅魔は褒める。

「これを喰らったのにまだ平気なの!?」

これはちょっと面倒ね…霊夢はそう思った。

「…霊夢様、大丈夫ですか?
 というより霊夢様を落とさないようにするのがつらいのですが…」

玄爺は霊夢に言う。

「大丈夫よ、それより玄爺は私を落とさないように集中して。」

霊夢が玄爺に言い、考える。

魅魔を倒すには灰から学んだ技を使わないで

自分のオリジナルの技を作って攻撃するべきだと。

だが、肝心な技が思いつかない…

その時…

「(灰は確か…巫女は遠距離の技を使えって言ってたわね…
  だから、遠距離じゃなく、近距離の技を使えば…!!)」

霊夢は近距離の技を考える。

だが、近距離戦はあまり鍛えていない。

その時、灰が明羅に教えていた霊力を用いての肉体強化を思いついた。

それを用いた近距離の技を使えば魅魔には勝てる。

そう思い…

「夢想封印・瞬!!」

霊夢が一番自信のある攻撃、夢想封印・瞬を放つ。

「その程度くらいで…私を倒せると思ってるのかい!?幽幻乱舞!!」

魅魔はそう言い、夢想封印・瞬を…三日月の杖での斬撃と衝撃波で全て消し飛ばし

霊夢には衝撃波で襲い掛かる。

「………」

霊夢は無言…いや、正確に言えば、技の仕組みを考えながらでそれらの衝撃波を避ける。

玄爺がとてもつらそうだ。

「ったく!!避けてばっかで…勝てるかと思うのかい!八方龍殺陣!!」

魅魔は霊夢の八方鬼縛陣よりも強力な攻撃を放った。

霊夢はそれを亜空穴を用いて避ける…玄爺は当たったけど。

そして…魅魔よりも遥か空に行った。


「!!何処に行ったんだい!?」

魅魔は驚き、辺りを見回る。

「喰らいなさい!!即席での近接攻撃!!天覇風神脚!!」

霊夢は脚にとてつもない霊力を纏って魅魔を蹴ろうと襲い掛かる。

「!!こんな単調な攻撃は…!!」

魅魔は言おうとした瞬間、結界が現れた。

「拡散結界よ!!あんたの攻撃による衝撃波で避けるついでに仕掛けといたわ!!」

霊夢は言い…魅魔に霊夢の蹴りが当たった。

「痛…い…ねぇ。」

魅魔はそう言い、空から落ちた。

「……あれ?そういや…私、まだ能力使えないわよね?」

霊夢は蹴りをしながら落ちてきながら言う。

「え!?ちょ!?死ぬ!!死んじゃう!!」

霊夢は焦る。

今はまだ空を飛べないのだ、能力があるのは知ってるがまだ扱えない状況なのだ。

「いやあああああああああ!!」

霊夢は叫んでいると…

玄爺が霊夢の下に即座に来て、霊夢は乗っかった。

「ふぅ、冷や汗掻きましたぞ…」

玄爺は安心して言う。

「ったく、技を考える時はもっと安全を考えながらやってください。」

「は~い…」

玄爺は注意をし、霊夢はショボーンっとした表情で答える。

「さて、霊夢様、帰りましょう………!!」

玄爺が言おうとした瞬間、霊夢と玄爺に寒気が襲う。

いや、正確に言うと恐怖だ。

純粋な恐怖、圧倒的な強者の波動。

それらが霊夢と玄爺に襲い掛かったのだ。

「いや~間に合った、間に合いました…暇つぶしをしようと思ったら
 もう終わりそうでしたので…」

そう言いながら、空間から黄色い鷹のような翼と目をした男が現れる。

その男は明らかにおかしい狂気や色々と混じっている。

「…………な、何者ですか?」

玄爺は警戒しながら聞く。

霊夢は戦闘体勢をする。

「あ、私ですか?知る必要ないですよ、知ったって…
 貴方達に利益なんてありませんよ?」

そう男は言う。

「…知っても、知らなくてもどうでも良いのよ、もう一度言うわ、あんたは何者?」

霊夢は冷や汗を出しながら質問する。

「…仕方ありませんねぇ…名前だけでも教えときましょうか…
 今日だけは紳士的な気分ですから…私の名前は…紅魔狂夜と申します。」


霊夢の質問に究極の召使いである存在は己の名前を言った。
次回は霊夢VS狂夜だよ!!

霊夢にとって無理ゲー?

はは、きゅうきょくキマイラの灰じゃないんだから大丈夫だよ!!

それに狂夜は灰みたいに非情じゃないから!!

…狂夜のスペルカードとかが何故か思い浮かばない。

困ったなぁ…誰か名前だけでも良いから思いついて教えてください…OTZ


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