ブックリスト登録機能を使うには ログインユーザー登録が必要です。
日常(笑)編
魅魔の弟子
明羅が弟子になってから2ヶ月…

または魅魔との約束事をしてから3ヶ月…つまり半分が過ぎた…

霊夢との修行も順調…っというより

灰の予想を超える霊力と実力を持った。

恐らくだがまともなタイマンなら
最強クラスの妖怪とはいかなくても大妖怪とはやれるだろう。

これくらいなら修行しなくても良い、後の奴らはちょっと修行方法変えないといけないし

それに、霊夢は修行をする気ないからな、意欲が感じないし…

なので、これぐらいで良いだろう。

後は自由にさせとけば…勝手に強くなるだろ。

灰はそう思い…

「霊夢。」

「何よ?」

「修行、しなくて良いぞ。」

「はぁ?」

突然、灰に言われたので霊夢は驚き

「もうこれで終わりなの?」

本心ではないことを霊夢は言う。

「終わりだが…っというより予想以上の成長だし…
 こっから先は自分で強くなれ。
 俺はあくまで生きていく為の実力を得させる為にやっただけだ。」

灰は言う。

「ふ~ん…」

霊夢はようやく修行が終わったのかと安心した表情になる。

「あ、修行が終わった祝い金な。」

灰は思い出して霊夢に言いながら箱を渡す。

「お祝い金?」

霊夢は不思議そうに言い、箱を開けると…

現代のお金で言えば…3000万入っている程の硬貨が入っていた。

「………何よこれ?」

霊夢は手を震えさせて言う。

「だから修行の祝い金だ…何かおかしいか?」

灰が言うと…

「灰!!ありがとう!!おかしくなんか無いわ!!」

霊夢は今までと比べ物にならないくらいの笑顔で言う。

「………………何でこれくらいの金で喜ぶんだ?
 これでも少ないほうだろ。」

灰は疑問を持ちながら霊夢に聞く。

「それでも私の家計は凄く良くなるのよ!!」

霊夢は答える。

「むぅ…そうなら良いんだが…」

灰が言った時…何か物体みたいなのが飛んでるのが見える。

場所の方向は…魔法の森にある香霖堂だ。

「む?霊夢、ちょっと俺、魔法の森の香霖堂へ行ってくる…留守番頼んだぞ。」

灰は言いながら、空を飛んで行った。




















灰は飛んで行って数秒後…魔法の森にいた。

「え~と…確かここら辺だよな…霖之助が言ってた香霖堂って所は…」

灰は地図を見ながら言う。

その時…

「うわああああああああ!!」

「親方!!空から女の子が!!」

灰は女の子が叫びながら落ちてきたと同時に言う。

「って、ふざけてないで…」

灰は女の子をキャッチし、空を飛ぶ。

「おい、大丈夫か…って…お前は確か、霧雨魔理沙…だっけ?」

「あ、助けてくれて…あ、ありがとうございます…
 そ、その…神獣様は…私の事…お、覚えててくれたんですね…」

灰はキャッチした女の子は以前、博麗神社へ来た女の子、霧雨魔理沙だった。

「(…何で空が飛べるんだ?)」

灰はそんな事を思った時

「魔理沙~大丈夫か~い!?」

そう言いながら、全速力で魅魔は飛んで来た。

「……お前の仕業か…魅魔。」

灰はそのように言う。

「…あれ?灰が何でいるんだい?」

魅魔は灰と魔理沙がいる事に驚き、聞く。

「それはこっちの台詞だ、こんな危ない場所で魔理沙に何してる?」

「あ~その…それは…」

魅魔は何か言おうとする仕草をした時

「あの!!魅魔様の弟子だから…その!!ここで修行してたんです!!」

魔理沙が灰の質問に答える。

「弟子か…っという事は…そうか。」

灰は納得をする。

「それで…灰は一体どんな用でここに来たんだい?」

魅魔は聞く。

「そりゃ、魔理沙が落ちそうになったから助けに来たんだろう。
 それにお前、遅すぎだろ…助けるの、下手すると魔理沙が大怪我だったぞ?」

灰は答える。

「…そうだったねぇ…、ありがとね灰。」

魅魔はお礼をする。

「んじゃ、俺は帰るか…」

そう言い、帰ろうとした時…

灰の手に魔理沙はギュっとしている。

「どうした?」

灰は魔理沙に聞く。

「その…あの…し、神獣様って…み、魅魔様のし、師匠なんですよね…?
 だ、だったら、その…し、神獣様にも少し修行させてもらいたいな…」

魔理沙はウジウジとしながら灰に頼む。

「…はぁ、解ったよ…ほんの少しだからな?」

「あ、ありがとうございます神獣様!!」

魔理沙は灰の言葉を聴いてもの凄く嬉しそうに言う。

「ま、魔理沙!!本当に良いのかい!?
 灰の修行は全部酷いんだよ!?」

魅魔は嬉しそうにしている魔理沙に警告をする。

「安心しろ…凄く簡単で難しい修行だ。
 お前にさせた修行より効率が良い方法だがな。」

灰は言う。

「そ、そうかい…?」

魅魔は安心して言う。

「さて、じゃあ、始めるぞ~」

「はい!!」


その後、灰は魔理沙の修行を少しだけ手伝ったとさ。

その時の修行の成果はとても良く…
魔理沙の魔力が10倍になっていたのは灰本人は予想していなかったらしい。

そんな感じでそろそろ6ヶ月くらい経とうとしていた。
次回、どうしようかな…?

旧作の話はあまり知らないので適当な話になりますね。

では…


+注意+
・特に記載なき場合、掲載されている小説はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
・特に記載なき場合、掲載されている小説の著作権は作者にあります(一部作品除く)
・作者以外の方による小説の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この小説はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この小説はケータイ対応です。ケータイかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。
小説の読了時間は毎分500文字を読むと想定した場合の時間です。目安にして下さい。