灰のメインの話…だと思ったか!?
ロリス登場の編だよ!!
ここ、魔法の森、瘴気が多いのだが、魔力を高める場所である。
そんな場所で…
「ピキーン!!」
きゅうきょくキマイラ、紅魔灰が狩りを行っている。
なお、その音が聞こえた妖怪達は…
「うわぁ!!化け物だぁ!!」
そう言い、灰から逃げようとするが…
「お前に後退の二文字はない!!」
灰はそう言い、妖怪達を食いちぎった。
「…暇潰しに狩りを行ったのだが…美味しくないな…こいつら…
今度、小麦粉でも取りに外へ行くか…」
その時、灰の頭脳に電流が走る…!!
「って。待てよ?俺の人間だった頃の家…まだあるはずだよな?
受け継いだ奴はマエリベリーと蓮子だと紫から聞いたし…
だが、俺があいつらの所へ行っても良いのかねぇ?」
良い考えを閃いたかと思いきや、少し問題が発生し、灰が悩んでたその時…
「ふぇぇ…お母しゃぁぁん、何処にいるのぉ…」
泣きながら歩く金髪の女の子が見えた。
「何だ?迷子か?」
灰はそのように思う。
「うぅ…だ、誰ぇ?よ、妖怪?わ、私なんか食べても美味しくないわよぉ!」
女の子は辺りを見回りながら震えて言う。
「(食べるつもり無いんだが…)」
灰はクスリと笑いながら思った。
一般人から見ればとても恐ろしい笑い方だ。
「や、やっぱり…誰かいるの…?お、お母さん、助けて…!!」
女の子はもう、涙目になっている。
灰はやりすぎたと思い…
「悪い悪い、ふざけすぎた。」
灰が後ろから声をかけた。
「うわぁ!!よ、妖怪ぃ!?」
女の子は恐怖をし、言う。
「……いや、妖怪じゃないから…」
灰はそれに答える。
「…じゃ、じゃあ誰よ…?に、人間?」
「ん~只の化け物だよ、化け物。」
灰は女の子の問いにそのように答える。
「そ、そぅ…って、ば、化け物!?」
女の子は…言う。
「…あ、安心しろ…さっき狩りしてたから食べないぞ。」
「え、ええ…わ、解ったわ…」
女の子は落ち着きながら言う。
「んでさ、何でお前はこんな所で迷子なんだ?」
「あ、そ、その…お、お母さんと…りょ、旅行に…」
灰が聞くと女の子は少し照れながら言う。
「ふ~ん、ここに旅行するって物好きだな~」
灰はそんな事を言う。
「そ、そうかしら…?」
女の子は言うと…
「んで、お前の名前は何?」
「え!?わ、私!?そ、その…名前は…
アリス…アリス・マーカトロイドよ。」
女の子、アリス・マーカトロイドは言う。
「そうか…俺の名前は…紅魔灰…っとでも名乗っとこうかな?」
灰は言うと…
「紅魔灰………まるで私の住んでいるところの…」
アリスはそんな事を言った時…
「アリスちゃ~ん!!何処にいるの~!!」
そんな声が聞こえる。
「…ん?こ、この声は…?」
灰は聞き覚えがある声が…
そう思った時…
「も~ようやく見つけたわ!!アリスちゃんったら!!
迷子になっちゃ駄目だよっていつも言うのに~」
白い髪、6つの翼がある神、神綺が現れた。
「あ!!お母さん!!」
アリスは喜んで走る。
灰は神綺だと気づき、神綺とは逆の方向を向く。
ばれたら嫌な予感がする。
そんな事を灰は思っていた。
「ありがとね、私の子を保護してくれ…て…!?」
神綺はお礼を言おうとしたら…驚いた。
「あ!!お母さん!!この人!紅魔灰って人よ!!
お母さんがいつも話している神獣様と同じ名前!!」
アリスが喜んで言う。
灰は…あ、やば、どうしよ…ってか、何で神獣って知ってるの?
そう思った。
「…紅魔…灰?…まさか、貴方…!?」
神綺が言おうとしたら…
「………じゃ、俺は神社で霊夢を修行させる系の仕事があるので…」
灰はそう言い、逃げ出した。
絶対に正体ばれた、後日には追われるな、こりゃ…
そう思い、逃げた。
「あ!!じゃあね!!」
アリスは笑顔で言う。
灰はそれに対し、笑顔で答え、逃げ出した。
「……………」
「お母さん!!今度お礼しましょ!!」
神綺が黙っているのに対し、アリスは笑顔で言う。
「あ、うん…そうね。」
神綺は言う。
「それにしても、紅魔灰って人……まるで魔界にある像の神獣様みたいな人だった…!!」
アリスはとてもかっこいいなぁ…っと思い、言う。
「…アリスちゃん。」
「何?お母さん?」
「その、さっきの紅魔灰って人が…魔界の神獣様よ…。」
「え!?お母さん!!本当!?」
神綺が言うとアリスは驚き、聞く。
「ええ、私の記憶が合ってるなら、そうよ。」
神綺は笑顔で言う。
「…………ま、また会いたいなぁ…」
アリスは呟く。
「また会えるわよ、きっと…じゃあ、帰ろうかアリスちゃん。」
神綺はアリスの呟きに反応し、言う。
「(灰…貴方、ここにいたのね…!!)」
神綺は少し笑いながら思い、アリスと一緒に帰った。
日常編は10話くらいまでだと思います。
一応、アリス登場。
最近、挿絵とか入れてる小説あるんですよね…ああ、羨ましい。
挿絵を用いて灰の姿を見せようと
灰の絵を書こうかと思ったら絵を書くの下手だった…!!
さて、そんなのはどうでも良いですけど
次回はPV100万+ユニーク10万記念を投稿するかもしれません。
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