「霊夢、修行だ。」
灰は魅魔と約束事をした次の日、霊夢に言う。
「…今日は何?また無理難題?」
霊夢はもう、嫌だという表情をして、聞く。
「いや、簡単な修行だ。」
灰はそれに対し、答える。
「簡単な修行?」
「…俺と稽古な。」
灰がそう言うと…
「はぁ!?あんたと稽古!?
まだ私は4歳よ!!鬼!?悪魔!?」
霊夢は反論する。
霊夢は今、4歳なのだ、そろそろ今年で5歳の…
「何だよ…俺との稽古がそんなに嫌か?」
灰は聞く。
「い、嫌じゃ…な、無いわよ…その、あ、あんた…強すぎじゃない…!!」
霊夢は頬を染めながら、理由を言う。
「はぁ…手加減はするつもりだが…1%で…
しかも、1回でも俺に攻撃当てたら勝ちだ。」
灰は言う。
「……じゃ、じゃあ…しゅ、修行しようかな…?」
霊夢は灰は1%しか力を出さないのと1回でも当たったら勝ちなどを
聞いたのか修行をすると言う。
「じゃあ、神社の外へ出るぞ。」
灰は言い、霊夢は灰と一緒に神社の外へ出た。
~灰サイド~
「さて、準備はできたか?」
俺は聞く。
「ええ、できたわよ。」
霊夢は言う。
何かこう、楽な修行だと思ってるんだな…
「そうか…じゃあ、いくぞ。」
俺は言い、霊夢に時速300kmで近づく。
霊夢にとってはそれが速いらしく、攻撃をまともに受けてしまったようだ。
「………………」
俺は思った…
時速300kmって確か…新幹線の速さだった気が…
…生きているよな?
心配になってきた。
そう思ってたら…
「ったく!!殺す気!?」
霊夢はどうやら無事らしく、攻撃をしてきた。
まずは札を投げる…いわば弾幕。
その次に近づいて俺をムーンサルトをする。
そして亜空間を用いた攻撃をする。
「おっと…ってかどうやって生き残ったんだ?」
「即刻、亜空穴に入ったわよ!!あんなの喰らったら死ぬわ!!」
ほぉ、一応、避けれたという事か…
俺はそう思い…
「…しゃあ!!」
雷を纏った突き、ジェットマグナムを放つ。
「!!二重結界!!」
霊夢は即時に結界を張るが…
俺にとっては、そんなの…一時しのぎだ。
そう思い、結界を破壊した。
「どうした?そんな結界じゃ役立たずになるだけだ。
もう少し、抗えないのか?」
俺は霊夢に言う。
「…ったく…これが1%!?そうだったら灰、あんたは完全な化け物ね!!」
霊夢は焦るように俺に言う。
そりゃそうだ…
俺、きゅうきょくキマイラだからな…
一瞬で姿を消すわ、攻撃が手加減の1発で龍神を即死に追い込むわ
色々と最強クラスの妖怪と平然とやりあえるからな。
そんな事を思い…
「さぁ?俺より化け物の奴は異世界に多くいるんじゃないのか?」
いてほしいよ、本当…俺を倒しうる奴…
きゅうきょくキマイラを知っている転生者だとかやれそうだけど…その前に力尽きそう。
そんな事を思いながら言う。
「…そんなの少ないと思うけどね!!夢想封印!!」
霊夢は言いながら、博麗の奥義、夢想封印を放つ。
「…夢想封印、か…」
俺は見ながら言う。
あれは強力だ…そう思い、避ける為の道筋を考え、移動するが…
どうやら、霊夢は解っていたようで…
「夢想封印・集!!」
威力が高まった夢想封印を俺に当てた。
「………負け、だな。」
俺は少しだけ驚いた。
1%でも負けは負け、倒せてはいないが霊夢の勝ちだ。
「…ふぅ…ったく、1%でこれとか二度とやりたくないわ…」
霊夢はとても疲れたのか神社への階段に座って言う。
「…何を言う?この稽古をしばらく修行するんだぞ?」
「え!?」
俺が言うと…霊夢は驚く。
「だから、修行が足らないんだよ、お前…
努力だとかは嫌いだとか気持ちは解るが
まずは最強クラスの妖怪と戦える強さを持て、それ以降は俺は文句は言わないから。」
俺は霊夢に言う。
「うぅ…………」
霊夢は涙目のようだ。
余程、俺との稽古がきつかったようだ。
「…仕方ないな…おい、一緒に寝るぞ、今日は…」
俺がそう言うと…
「うん…」
霊夢は泣き止み、言う。
あいつ、いつもそうだよな…
涙目とか泣くと俺と一緒に寝ないと落ち着かないからな…
「よし、じゃあ、さっさと飯食って寝るぞ。」
俺はそう言い、霊夢と一緒にご飯を食べて、風呂に入って、そして寝た。
眠い、テストが近い…なのでしばらくっと言うか
1~2週間は投稿は控えめになるかも…
最低、1話は投稿するかもしれません。
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