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ゆかりんルートだよ!!
吸血鬼異変編
Stage1 紫ルート ~Explosive flame Gladiators 爆炎の闘士~
「さて、紅魔館は確かここ、霧の湖の先ね。」

境界の妖怪、八雲紫は灰より先に、異変の元凶の住居、紅魔館へ行こうとしている。

「それにしても…本当…妖精だらけね。」

紫はそう言うと…妖精が大量に現れ、弾幕を紫に向けて放つ。

それを紫は平然と避けて…

「少し、落ち着きなさい。」

紫は言いながら、外の世界の兵器…の残骸を出す。

残骸に当たったら、爆発をするように紫は残骸に細工を施してある。

その為、妖精に当たったら爆発をした。

「本当…面倒ね、何故か灰は闇の女王、ルーミアと何かした後…
 何故か逆方向に向かってるし…異変を解決するのは私だけなのかしら?」

そんな事を言いながら、灰が歩いている先を見る。

「……まあ、平気よね、灰なら…」

そんな時…

中華服を着た女性が紫に向かって襲いかかる。

「侵入者!!覚悟ぉ!!」

そんな事を言いながら殴りかかってきた。

「あら、門番ね。」

紫はそう言い、殴りかかってくる突きを避ける。

そして、その隙に

「ちょっと刺さりなさい。」

境界の槍を作りだし、女性に向けて投げる。

「甘い!!」

そう言い、女性は避けようとしたが…

紫の投げた槍は追尾性能である故、槍は女性に当たった。

「ッ!!ええい!背水の陣だ!!!」

女性は言いながら、後ろへ後退した。

「貴方だけで陣なのかしら…?」

紫はそう言いながら、女性を追いかける。

だが、妖精や弱小妖怪が紫に攻撃しようと襲い掛かる。

「…迷惑よ、本当、オーディン、やりなさい。」

紫は少し妖力を溜めて…それを放出し、騎兵を呼びだした。

その騎兵は直ぐに妖精と妖怪を切り伏せに攻撃を開始した。

騎兵の実力は下手すれば大妖怪と戦える強さだった。

「さて、追いかけましょうか…」

紫は妖精と妖怪を騎兵に任し、先へ進んだ。



















「も、もう追いついてきたの!?」

さっきの中華服を着た女性は驚き、言う。

「ええ…追いついたわ。」

紫は笑顔で言う。

「…貴方、何者ですか?」

少し、焦っている様子で女性は聞く。

「あ…そうね、恐らくここ、紅魔館の主、レミリア・スカーレットなら
 解るかもしれないわね…彼女とは会ったことがあるし…
 まあ、良いわ、私の名前は八雲紫、ここ幻想郷の管理人ですわ。」

そう、紫は答える。

「……私は紅美鈴…あなたが管理人…なら、貴方を倒せば幻想郷を支配できるはず!!」

女性、紅美鈴はそう言うと…

「………仕方ないわね。」

紫は言いながら…刀を取り出した。

その刀は美しくも儚い紅色のした刀だ。

「……………な!?その刀は!?」

美鈴は驚く。

「…あら、知ってるのかしら?この刀…叢雲を。」

紫は少し、笑みを出しながら言う。

「知ってるも何も……始祖吸血鬼であり、前紅魔館当主の夜紅様の…刀!!
 何故その刀を…!!」

美鈴は動揺し、言う。

叢雲と言う刀…それは灰(夜紅)が昔、作りあげた最高の刀。

材質は不明だが強靭な刃と切れ味はもの凄い。

そんな刀だ。

「さあ……何故かしらね。」

紫は言い、刀を構え…刀を振る。

なんと、斬撃が衝撃波となって美鈴に襲い掛かる。

「ッ!!」

美鈴はその攻撃に気づき、相殺をしようとするが…

「そんな暇は与えないわよ。」

そう言い…

「叢雲奥義 橙」

徐々に増えていく一閃を美鈴に放った。

「クッ!!」

美鈴は仕方なく最低限のダメージになるようにし…

紫に近づき…

「彩光蓮華掌!!」

美しい幾多の打撃を紫にする。

「打撃は当たったら、かなりの攻撃になるけど…所詮は門番ね。」

紫はそんな事を言い…それらの打撃を刀を振り回して相殺させた。

「…なっ!?」

美鈴は驚く。

「…………貴方程度の者が私に勝てるとでも?
 身の程をわきまえなさい。」

紫は言い…

「叢雲奥義 藍」

幾多の斬撃、そして力と色々な属性の斬撃が溢れる攻撃を美鈴にした。

「も、申し訳ありません!!お嬢様ぁぁぁぁぁぁ!!」

美鈴はそう言い、攻撃を喰らって気絶した。

「少々、成長性がある子だけど…まだまだ弱いわね。
 さて、通りましょうか…」

紫は服についた埃を払いながら言い、紅魔館へと入った。

ゆかりんは可愛い!!異論は認めない!!


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