修正、無事にできた気がしない。
むむむ…困ったな。
では投稿。
吸血鬼異変編
Stage1 灰ルート ~Dark Destruction 闇の女王~
「ほらよ。」
灰はそう言い、灰の辺りにいる妖怪達を燃やす弾幕を放ちながら歩く。
時には凍らせる弾幕を放ち、妖怪を凍らせる。
「ったく、面倒だな…」
灰はそう言うと…
「お兄様、散歩なのに物騒な妖怪が襲ってくるわね…」
幻月もそれに同感したかのように言う。
そんな時、妖怪が灰に近づき、襲いかかろうとするが…
「しゃらくせぇ!!」
そう言い、極大の魔方陣を出し…圧倒的な破壊を発射した。
「うわぁ…お兄様、やり過ぎじゃ…」
幻月が言うと…
「大丈夫だ、問題ない。」
灰はそのように答える。
そんな時…
「あらあら、誰かが暴れているかと思って来て見れば…
まさか、灰だったとはねぇ…」
そう言いながら…幻月と灰の後ろに闇の女王、ルーミアが現れる。
「ッ!!幻影斬!!」
幻月は驚き、剣を出して、ルーミアに向けて斬撃を放つ…が。
「弱いわね、1000年程度の魔物はそれくらいだったかしら?」
ルーミアはそう言い、幻月の放った斬撃は手で押さえられた。
だが、灰がルーミアに攻撃しようとしたので直ぐにその場から離れた。
「おいおい、ルーミアか…久しぶりだな。」
灰はそんな事を睨みながら言う。
「ええ、久しぶりね、一体あなたは何処にいたのかしら?」
「外の世界って言えば解るかな?」
ルーミアの質問を灰は答える。
「へぇ…外の世界、ねぇ。随分と楽しんできたじゃない。」
ルーミアは笑いながら言う。
「まあ、な…とりあえず、聞きたい事がある。」
「…何かしら?」
ルーミアは灰が聞きたい事があるようなので話を聞く。
「さっき、霧を出した馬鹿は何処にいるか解らねぇか?」
灰はルーミアに質問する。
「…検討はあるけど…最近、退屈なのよ…
鬼とかは地底に行ったし…気合がある妖怪はいないわ…
色々と期待はずれの奴らだらけなの…だから、少しだけ戯れに付き合いなさい。」
そうルーミアは言い、大剣を出し灰と幻月に向かって襲い掛かる。
「うおぉ!!」
灰は言いながら避ける。
「…お兄様、この妖怪…私だけで戦って良いかしら?」
幻月は灰に聞く。
「お前には…まだ、早い気がするが……まあ、今のお前の実力…俺に見せろ。」
灰はそう言う。
「あら?灰はやらないでお子様が私の戯れ?身の程をわきまえなさぁい。」
ルーミアはそう言い、大剣を片手剣のように振り回す。
「あなたの戯れには…十分に付き合えるわよ!!」
幻月は己の魔力で作った剣で鍔競り合いをした。
「あら?少し剣術を心得ているのね、誰に教わったのかしら?」
ルーミアは少し驚き、言う。
「お父様…だ!!」
幻月は言い、鍔競り合いでの剣を振り払い、ルーミアに攻める。
だが、それをルーミアは大剣で守り、カウンターをする。
「なかなか…やるわね。」
ルーミアは褒める。
「当たり……前よ!!」
幻月はそう言い…手に魔力を集め…
「終わらない夏休み!!」
想像を絶する悪夢を見せる精神攻撃を放つ。
「ッ!!」
ルーミアは少し、痛みを受けたかのような表情をする。
だが、苦痛の表情はだんだん現れた。
「あははははは!!どう!?最高でしょ!?」
幻月は狂気の笑みで笑いながら言う。
「うわ、狂夜の技かよ…」
灰はそれに対し、驚いている。
だが…ルーミアは
「グギギギギギギ………」
己の狂気を出し始めた。
「え?悪夢を突破する気?無理よ。
私自身、お父様にされて、悪夢を突破しようとしてもできなかったから…」
幻月は少し驚き、言う。
「クククククク…クカカカカカカカカカカ…………ハァッ!!」
ルーミアは狂気を出しながら…妖力を開放し、悪夢を終わらせた。
「え!?嘘!!あれを突破した!?」
幻月は驚き、言う。
「ふぅ…危ない攻撃ね、下手すれば妖怪なんか軽く死ねるわね。」
ルーミアは納得しながら言う。
「うわぁ…突破しやがった。」
灰は突破したルーミアを褒めているようで褒めていないような顔で言う。
「…さて、続きをしましょう…って言いたいけど…
生憎とあの攻撃を喰らったから戯れは終了よ。
ったく、弱いかと思えばまさかこんな技を持ってるとはねぇ…」
ルーミアは幻月に言う。
「戯れが済んだなら、霧を出した馬鹿の居場所を教えろ。」
灰はルーミアに質問をする。
「……え~と、確か、最近、霧の湖に出てきた館に吸血鬼がいるのよ。
恐らくその館の吸血鬼が元凶よ。」
ルーミアは質問に答える。
「…そう、か…じゃあ、幻月、行くぞ。」
「え!?あ、ええ!!」
灰と幻月は霧の湖に向かって走って行った…
次回はゆかりんルート。
ゆかりんは全部で3回~5回くらいまでかも。
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