キングクリムゾン!!
過程は消え去り結果だけが残る!!
何が言いたいかと言うとキンクリしすぎてごめんなさい。
あれから何年経った?
少なくとも…1080年経ったと思う…
ん?俺は幻想の存在?そんなの関係ないね。
只、言いたい事は…
「何故、俺がこんな時代にいるし…」
そう、紅魔灰は言う。
今、年号は平成だ。1990年の…
しかも俺が死んだ年でしかも俺がいた世界の…
「俺ってさ…確か…寝たりしてないぜ?
只、俺の歴史で習った内容が本当かどうかを調べる為
久しぶりに守矢神社に行って、一緒にしばらく暮らしていただけで…
何時の間にかこう、なっていた。」
そんな事を独り言で呟いていたら…
「か~い~!!おやつ~!!」
「灰!!お茶頼むよ!!」
「か~い~!!だっこ~!!」
…ミジャクジ、神奈子、諏訪子がそんな事を言う。
「お前ら、神としての自覚は無いの?」
灰は聞く。
「ん?無いよ、私は元々蛇だし。」
「無いね、昔はあったけど…」
「無いよ、今のほうが良いじゃん。」
3人はそんな事を答える。
「最悪だ…」
灰は手で頭を抑えて言うと…
「申し訳ありません、灰さん。」
そう言う、ここ、守矢神社の巫女をしている、東風谷早苗が言う。
ちなみにまだ6歳。
早苗には極僅かだが灰の血を受け継いでいる。
原因は諏訪子が灰の子供を作ったからだ。
「はぁ…良いよ、早苗…居候してもらってるから…」
灰は言う。
「それでも、この3人の神様、何とかなりませんか?」
「なんとかならない。」
灰と早苗はため息をし、言う。
~夜~
「はぁ…良い天気だなぁ…夜空にお酒は合うな。
それにしても、色々してたなぁ…主に幕府を見たり、武将を見たり
色々と経験したなぁ、うん、やっぱり逃げて正解だった。」
灰はそんな事を頷き、言うと…
「あ、灰さん、まだ寝ないんですか?」
早苗は言いながら灰に寄り添う。
「お、早苗……」
灰は言う。
「はい、そうですよ…」
早苗は笑顔で言う。
「…………色々と楽しめてるか?紅魔夜紅が貢献したこの世界に…」
灰は言う。
「…紅魔夜紅って…あの、僅か10歳で大学に入学、卒業できるレベルなのに
色々と世界に貢献し、その後、10年以上も大学にいて…
後、ロボットだとか色々なのを実現し…僅か20歳くらいで死んだ人ですよね?」
早苗は驚き、言う。
「まあ、な…俺としてはつまらなかったな、この世界は…」
灰はため息をし、言う。
「え?何でですか?夜紅さんが色々としてくれたおかげで
この世界は素晴らしくなっているじゃないですか?」
早苗は聞く。
「だからこそ、つまらない…こんな発展し過ぎた世界…
そしてその夜紅の所為で狂った世界は…な。」
灰は己を侮蔑する、色々と何を成しても必ず、詰む。
普通の人間はそうなのに、自分は違った。
それだからこそ、自分が貢献した世界は嫌いなのであろう。
「…それに、さ…諏訪子も神奈子もミジャクジもそんな世界だから
信仰だとか色々と問題が発生する…
そんな世界は俺にとってはつまらないな…」
灰は残念そうに言う。
「……確かに、そうですね…色々と発展しすぎですね…
教科書とかで見た文明の所が僅か10年程度でこんなに変わるのは…
少しずつ、世界は変わったのに…夜紅さんが一気に…
灰さんの言うとおりですね、発展し過ぎて、狂った世界です。」
早苗は灰の意見に賛同する。
「…さて、早苗はそろそろ眠いんだろ?
俺は少し経ったら直ぐに寝るから…さ。」
灰は言うと…
「あ、はい…解りました…では、おやすみなさい。」
早苗は笑顔で灰に言い、自分の寝室へ移動する。
「さて、そろそろ…か。」
灰が言った時…
「やっと見つけたわ…灰。」
「お、見事に来た…」
灰は声が何処かからしたので辺りを見ると…
八雲紫がいた。
しかも、セーラー服の姿で…
「うわ…お前、何をしてんだ…?」
灰は冷たい視線で言うと…
「…この、馬鹿ぁ!!」
紫が灰の頭を殴った。
「おいィ!?何いきなり殴るわけ!?」
灰が怒り、言う。
「…貴方を探して、何年経ったと思ってるの!?
800年も探したのよ!?」
「はいはい、そうですか!!800年ですか!!
頑張りましたね!!」
「何よ!その言い方!?ムカつくわ!!」
灰と紫は口論をする。
「んで…何の用だ?」
「こっちの台詞よ…何で貴方がこの時代に?
この時代は貴方が死んだ年よ…!!」
そう、紫は言う。
「………さあ?俺は只、適当に生きていただけだが?」
「気にしてなかったと言う事ね…とりあえず!!幻想郷へ来なさい!!
こっちは色々と変わってるから!!」
紫は言う。
「…はぁ…解ったよ。あ、ちょっと置手紙…っと。」
灰はそう言い、現実と言う世界から、幻想と言う世界へ移動した。
ちょっとした置手紙を置いて…
やったね!!灰!!君はこれで原作の時代だ!!
え?キンクリしすぎ?作者の表現力は塵だから許してくだしあ。
吸血鬼異変編 始
かもしれない。
…駄目だ、この作者…どうにかしなくては…
そう思ったが時既に遅し状態だった。
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