ルーミアと会うフラグ編です。
さあ、灰はどうする!?
とある洞窟。
「…何よこれぇ?」
そう金髪の髪で自分の身長程の大剣を背負った女性が言う。
「ふぅん…なかなか面白い術式ね…転移魔法かしら?」
そんな事を言い、女性は手を触れ…消えた。
ここは魔界、神綺の城。
そんな所で…二人はチェスをしていた。
「……………チェックメイト。」
ここ、魔界で神獣と言われる紅魔灰が言う。
「うわ~!!また負けた~!!」
そう言う、魔界の神、神綺。
「お前、策士じゃないだろ…」
灰は言う。
「だって~私も灰や夢子ちゃんみたいな頭脳が欲しいんだも~ん。」
「だったら、まともに学習するんだな。
チェスの時なんか、何も考えないやってるだろ。」
灰はそんな神綺が言う言葉に呆れて言う。
「う~!!」
神綺は涙目になる。
「涙目になるなよ…」
灰がそう言うと…
「た、大変です神綺様!!」
そう言いながら夢子が現れる。
「どうしたの夢子ちゃん?」
神綺は涙目になるのを止めて言う。
「な、何者かがこの城へ向かっています!!
追い払おうと、魔界の人々がやっていますが…全く喰らってません!!」
夢子がそう言うと…
「………夢子ちゃん、一緒に行くよ。」
神綺は深刻な顔をし、言う。
「んで、俺は?」
灰はそんな神綺に言うと…
「貴方は来ちゃ駄目。」
っと神綺は言う。
「はぁ…そう言うのなら良いのだが…まあ、ゴロゴロしてるわ。」
灰は言い、ゴロンゴロンと転がるようにする。
「じゃあ、行くわよ夢子ちゃん。」
「はい。」
神綺と夢子は空を飛んで行った。
「…何者か…ねぇ、さっき久しぶりにあいつの気配がしたが…気にする事は無いな、うん。」
そんな感じで灰は言い、ゴロンゴロンと転がり…
「うおぁ!!」
階段にゴロゴロと転がってしまった。
~その頃~
「…久しぶりの灰の気配…何処にいるのかしらぁ?」
金髪の少女、ルーミアは言う。
「ああ…久しぶり、早く会いたいわぁ…ふふふふふ…」
ルーミアは笑顔で言う。
早く会いたい、会って色々と話したい、色々と付き合いたい。
色々な事をしたい。
ルーミアの本心はそれらであった。
そんな時……光のレーザーがルーミアに襲い掛かるが…
一瞬にして闇に消えた。
「…そんな攻撃じゃあ…私を倒せないわ…
いや…私が纏っている闇すら壊せないわね。」
ルーミアは言う。
気づいてた、2人の殺気を…
「出てきなさい。」
ルーミアは威圧を掛けながら言う。
そして…
「はぁ!!」
一人、夢子は魔界の空間を操り、短剣などを不規則に移動させる。
それを…
「少し、精進しなさぁい。」
そうルーミアが言い…短剣などを闇で破壊する。
その時…もう一人、神綺が幾多の魔法を使う。
不規則に飛ぶ魔法、幾多の属性魔法を駆使した、強力な攻撃をルーミアに向けて放つ。
「ちょっとこれは拙い…わね。」
そう言い、ルーミアは大剣で攻撃を全て切り払う。
「…あなた、何者?」
その時、神綺が言う。
「…それはこちらの台詞よ。まあ、良いわ…私はルーミアよ。」
そう、ルーミアは己の名前を言う。
「ルーミア………闇の女王ね、1100年ぐらい前にいた
最強の魔物として恐れられた…あの…」
神綺はルーミアの名前を聞いて、言う。
「あら?それはかなり昔の話ね、貴方、長生きなのね。」
ルーミアはクスクスと笑いながら言う。
「…神綺様、知っていたのですか?」
夢子は神綺に聞く。
「ええ、知ってたわ…」
神綺は冷や汗を掻き、言う。
「ねえ、私は貴方たちには興味ないの。
この先の城にいる者に興味があるの…だから、邪魔しないで欲しいわ。」
ルーミアは言う。
「…嫌だと言ったら?」
今、城には灰しかいない…っという事はルーミアが興味あるのは灰…
なので、ここで止める必要がある。
その為…神綺は言う。
「………少なくとも、私を敵にするのね。」
ルーミアは言い…
闇をかき集める。
「さて…じゃあ、先に邪魔者でも倒しておきましょう…この御馬鹿さん達を…ねぇ!!」
そう、ルーミアは大剣を振り、戦いが始まった。
ルーミアさんはお久しぶり系でござる。
ミジャクジとかの番外編は思い浮かばないのでできないかも。
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