ちょっと東方究極獣の前編部分を修正(改稿)しているので
投稿速度がポンコツデュエリスト並みです。
そしてここも何か意味不明になるかもしれない。
では、投稿。
「…………最悪だ…」
灰はとても困った状況だ。
神綺が魔界で生物を作って以来…帰れるかと思ったら帰れない。
困った…イタリアに行きたかったのに…
何故か、灰は魔界で神綺と共に信仰された。
紅き神獣として…
いきなり信仰された所為か
灰はイタリアへ行こうとしたら魔界の住人に止められた。
おい、待て、博麗神社でもそんな扱いに近いのに…
「ハァ…どうしてこうなった…俺は俺で色々と回りたいのに…」
そんな事を言いつつ…灰はため息してると…
「灰様、神綺様がお呼びです。」
そう、メイド、夢子が灰に言う。
「あ、ああ…」
灰はそれを聞き、神綺の所へ行く。
ここは魔界神、神綺の城(作ったのは灰だけど。)
「んで、何の用だ?」
灰はその城の中にある神綺の部屋で言う。
「え、えっと…その…か、灰に聞きたい事が…あ、あって…」
神綺は頬を染めながら言う。
「聞きたい事?」
灰は聞く。
「う、うん……か、灰にはす、好きな人っているのかな~って…」
神綺は言う。
「好きな奴…ねぇ~?」
こういうのってLikeじゃなくてLoveの方だろ?
それだったら…Loveは昔、叢雲…今は八雲紫が好きだったが…
今の俺は、紅魔灰、別の存在だし、そんな気持ちは無い。
だから…いないと考えたほうが良いか。
「いない、ね。」
なので、灰はそう言う。
「そ、そうだったの…」
神綺は安心したという表情で言う。
「それで…それだけなのか?用事は?」
灰が言う。
「あ、その…そ、そうだわ!!灰!!しょ、勝負しない…?」
「え?何故?十分強いからする必要ねぇじゃねぇか。」
突然、神綺が戦いを申し込んだので驚く。
「ん、だって…灰、強そうだから…その、私を鍛えてくれないかな~って…
あ、後…勝てたら…ご褒美…くれる?」
神綺はうじうじしながら言う。
何故俺が鍛えなきゃいけないんだよ…?
ってか、この世界にいれば問題なくない?
あれ?何かおかしい事が聞こえたような…
そんな事を思ったが…
「……はぁ、別に良いけど…」
灰はそう言い、神綺と灰は部屋を出て、外に行った。
「ここら辺で良いだろ…」
灰は言いながら…
「じゃあ、始めましょう!!」
神綺はハシャギながら言う。
「後悔するなよ…?」
そう言い、灰は人の姿になる。
背中に枷である刀を背負った姿で。
「…あれ?人型になれるの?」
神綺は少し驚いた表情で言う。
「なれたら悪いか?」
灰は言う。
「いいえ、じゃあ始めましょうか…!!」
そう神綺は言い、魔力を使った雷を灰に向けて放つ。
それが戦いの始まりとなった。
「ほぉ、先攻は神綺からか…速さなら一応、自信はあったのだが…」
灰はそう言い、雷を避ける。
「オラオラオラ!!」
灰は刀を抜き、叫びながら多くの斬撃を出す。
その斬撃は神綺を切り刻もうと襲い掛かるが…
「甘いわ!!」
神綺の周りに魔法で作りあげた壁で斬撃を抑える。
その隙に灰は…
「しゃあ!!」
雷を纏った素手での打撃をする。
「ッ!!」
神綺は驚いた、灰の異常な戦闘速度に…
だが、灰は攻めをまだ続ける。
このままでは神綺は攻めができず、守り中心の戦いになってしまう。
終わらせるには強力な魔法で灰の戦闘態勢を崩す必要があるだろう。
「どうしたぁ!?守り中心だぜぇ!おい!」
灰は演技のような台詞を言う。
実際、演技だ、相手が攻めるという考えを持たせなくてはならない。
神綺の戦いは今、初めてだが…構えの仕方は理解した。
神綺は遠距離向けの戦いだ。
その為、近寄られたら苦戦になる。
そのような戦い方だ。
「早くしないと直ぐに戦闘が終わっちまうぜぇ!!」
灰は言いながら、蹴りをする。
「…少し、厳しいわね…」
神綺はそう言い…
魔力で形成された槍、剣、斧を数百本出し…
灰に向けて放つ。
だが、灰はそれを指でたった一つだけ弾き飛ばし
それら全てを丁度良く当たって灰に向かってきたものは全て地に落ちた。
その隙に神綺は…魔力を凝縮し…できた一つの玉を灰に向けて放つ。
灰はそれを見て…
「……嫌な予感がする、勘だけど。」
そう言い、灰は玉から逃げ出す。
その時…巨大な爆発がその玉から起きた。
「やっぱりぃぃぃ!!」
灰は言う。
何故か勘だけは本当に良い、嫌な予感がしたら即逃げる。
それが正しいと思った。
「ほらほらほら!!まだまだよ!!」
灰が距離を取った所為か、今度は神綺が攻めに入る。
「おっと、何だ、急に距離を取ったら大量に攻めが来る件について…
ちょっと調子に乗りすぎだとは思わないのか?」
灰はそんな事を言う。
「ふふふ…確かにそうかもしれないわね…」
神綺は言いながら…再び魔力で玉を作る…
「………」
灰は無口で一瞬にして神綺の目の前に現れる。
「!!」
神綺は灰の攻撃を防御しようとするが…
「術なんぞに……頼りすぎ…だ…!!」
灰はそう言い、神綺を掴み、地面に叩きつける。
莫大な力の所為か、バウンドした。
「少しは…近接もしとけやぁ!!」
灰は言いながら追撃を行った。
威力…考えるなら地割れ、カービ○のメガトンパンチで星にヒビが入るほど。
神綺はその攻撃を受けたのか気絶していた。
「……………もう、気絶した。やっぱ典型的魔法使いみたいだな。
遠距離の魔法が最高だが…近接に入ると守り中心だな。
だけど、神綺は本気出していなかったな…
まあ、これ喰らって気絶だと期待はできんな…」
灰はそう言い、神綺を俗に言うお姫様抱っこをして
神綺の城へ向かった。
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