「ん…?」
夜、魅魔は起きた。
「あ…そういや、灰に負けたんだね…」
魅魔は昼にやってた稽古に負けたのだと知る。
「お!起きたか…いや~あの後、玄爺に本当に怒られたよ…
貴方という者はなんてことをするのですか!?って…
いや~玄爺の怒った顔は以外と怖かったわ~」
灰は魅魔が倒れた後の話しをする。
魅魔はその話を聞き…
「玄爺が…?」
魅魔は聞く。
「そうだよ…あの亀…鈍足かと思えば速かったし…その所為で俺は説教させられたよ…」
灰はため息をしながら言う。
「魅魔…今日は…まあ、頑張ったな…いつもとはキレが違うし…正直驚いた。」
「え?そ、そうだったかい?」
魅魔は少し驚きつつ、言う。
「そうだよ…普通に霊力消費が激しい技を使っても平然としてたし
しかも威力も上昇してた…正直、驚いた。」
灰は戦いの感想を言う。
「…それでも、灰には届かないみたいだねぇ。」
魅魔は残念そうに言う。
「そりゃ、仕方ないさ…俺は長生きしてるし、人間じゃあ…正攻法じゃ倒せないからな…」
灰も残念そうに言う。
強い奴はいる…萃香とか勇儀、紫などの
才能があり、人間が生涯を尽くさない限り倒す可能性が生まれない
強力な大妖怪が…
しかし、きゅうきょくキマイラである灰とまともに戦う領域には達する事はないのだ。
現に一番灰を追い詰められるのはルーミアだった。
だが、ルーミアは灰の獣の姿とまともに戦えなかった。
できたのはほんの一瞬、背後を取れただけ。
原作のきゅうきょくキマイラは戦わずに相手は死ぬ…
それでも、もしかしたら倒せる可能性がこの世界にはいるかもしれない…
そんな事を思って、強くなる可能性の奴は生かす。
いずれ自分の脅威となる存在になるかもしれないのだから…!!
また、もしかしたら他の世界には倒しうる可能性を持つ存在もいるかもしれない。
だから、旅立とう。
そう思い…
「………ああ、魅魔…言いたい事があるんだが…」
「ん?何?灰?」
魅魔は聞く。
「…ちょっと旅に出るわ…ほんの10年くらい…」
「………はぁ!?旅に出るって!?」
魅魔は驚く。
「ん?そうだが…旅に出ると何か悪い事でもあるのか?」
灰は質問する。
「い、いや…悪くは無いけど…その、あの…」
魅魔は何かを言おうとするが戸惑う。
「あ~会いたいなら、狂夜とか龍神がたまに神社に来るから言えば
空間とか通じて会わせるから安心しろよ~じゃあ、明日には行くから!!
お休み!!」
灰はそう言い、睡眠に入った。
「ちょ!?寝ないでくれよ灰!!」
魅魔は起こそうとするが時既に遅し。
灰は自ら起きるかスイッチを押さない限り起きないのだ。
それ故、灰は眠ってる。
「……はぁ、言いたい事があったのに…どうして、できないんだろうねぇ?」
魅魔はそう言い…眠った。
次の日の朝…
「よし!!冒険に行くでござる^^」
灰は笑顔で玄爺を撫でながら言う。
「撫でないでください、ご主人。」
玄爺は冷静に言う。
「おま!?しばらく旅に出る奴に対して酷くない!?」
灰は驚き、言う。
「毎回、私をからかおうと幾多の策を使ってやるから当たり前でしょう?」
「そんな…酷い!!」
玄爺と灰はそんなやりとりをしている。
「……はいはい、玄爺も少しは落ち着いて…あ、灰。」
「ん?」
魅魔の言う事に灰は耳を傾ける。
「………絶対に、早く帰ってきなよ。」
魅魔は言う。
「…当たり前だろ!!」
灰はそう言い、空を飛び、光速の速さで旅立った。
「……………恐らく、灰は絶対に何百年か後に帰ってくるねぇ…
そう私の勘が言ってるよ…」
魅魔は灰が問題でも起こして帰ってこないように言う。
「人間でも止めて、霊にでもなる術を探そう。
その前に…博麗を受けつぐ者を…探さなきゃねぇ。」
魅魔はそう言い、博麗神社に入った。
博麗の巫女編 終
この馬鹿作者には断罪のエクセキューションでもしてくれませんかねぇ?
恐らく今日は2話ぐらいかもしれにい。
すまにいな、ちょっと進行ルートを決めてないのでな。
後、話の流れも。
+注意+
・特に記載なき場合、掲載されている小説はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
・特に記載なき場合、掲載されている小説の著作権は作者にあります(一部作品除く)
・作者以外の方による小説の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。
この小説はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この小説はケータイ対応です。ケータイかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。
小説の読了時間は毎分500文字を読むと想定した場合の時間です。目安にして下さい。