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単純、そして人間編終わり。

ここからちょっと紅魔灰の記憶編(一応幻想郷編、飛ばしたいなら91話へ…)
「ふふふふふ…ようやく、本気出してくれるんだ…!!」

フランは言う。

「ああ、出してやるよ、今日で最初で最後のな…」

夜紅は言い返し、寿命を消費して能力を使用し腕が再生する。

「だ、大丈夫なんですか…?先輩?あ、あれって吸血鬼ですよね?」

蓮子は心配そうに言う。

「…夜紅、貴方…大丈夫なの?」

「先輩…大丈夫ですか?」

マエリベリーも叢雲も心配そうに言う。

「ああ、大丈夫だ…お前らは下がれ。」

夜紅は言うが…

「嫌よ。」

叢雲は言う。

「む、叢雲先輩!!何を言うんですか!?」

「そ、そうよ!!死ぬわよ!!」

蓮子とマエリベリーは言う。

「それでも良い、私は…夜紅に救われたのだから…」

そう言い、叢雲は戦闘態勢を取る。

「……好きにしろ。」

そう言い、夜紅は空間から刀を取り出し、構える。

「あははははははははは!!2人いても3人いても構わない!!!
 私を楽しませてくれるならぁ!!」

そう言い、フランは夜紅に近づくが…

「遅いんだよ!!」

夜紅はフランの横にいて…刀を使い、横から斬るように構え…

「叢雲奥義…零虚無一閃!!」

境界も何も無く、全ての存在を抹消する虚無を纏った一閃をフランに放つ。

フランはそれを炎の剣で捌こうととするが…虚無の力で炎の剣は消える。

「ッ!!」

フランは避けようとし、右へ移動するが…

「させないわよ!!」

叢雲は空間を作り…元の場所に戻るように仕組んだ。

その所為で、フランの腕は無に飲み込まれた。

「痛い……こんなに痛いの…初めて…」

フランは涙目になる。

だが、腕はすぐに再生する。

「どうした?もう、お終いか?まだ俺の怒りは収まっちゃいねぇ。」

夜紅はそう言い、刀をフランに向けて構える。

フランは恐怖を感じた。

まさかあのお兄さんが私より遥かに強い。

そう思わせるような剣技を一つだけ喰らって解った事である。

早く謝りたい、そう思ってはいるが吸血鬼の性が許さない。

「…ムカつくよ、お兄さん、ぎゅっとして…」

「隙だらけなんだよぉ!!」

夜紅は言い、魔力を刀に取り込み高め…

「叢雲奥義!!冥王斬!!」

全てを喰う一撃を放つ。

フランは叢雲紫が能力を使用する為…
この技を避けられないと判断し、体を蝙蝠にし、半分を喰わせた。


そして少し離れたところでフランは姿を戻したが体は傷だらけだ。

「…………な、何?この感情…?」

フランの体は震えてる…脚、腕などのところが

「…ちょっと無理しすぎだな…叢雲奥義のこれら、能力使うし…」

夜紅の体から血が溢れる、出血多量になる程の血が…

「さて、そろそろ終わりにしようぜ…そろそろ寿命だ…!!」

夜紅は刀にまるっきり力を集める、己の寿命と生命、魔力、霊力…

幾多の力を全て刀に集めた…

「いくぜ…!!」

「こ、来ないで……来ないでよぉ…」

フランは恐怖し、言う。

「…………叢雲最終奥義…紫!!」

夜紅は己の最強たる一撃を放つ。

その斬撃は紫の一閃、だが…次第に増えてフランを切り裂いていく。

後、フランの体を切り裂くだけのではなく…

フランの狂気、負の感情を斬った。

「あ、ああ………!!」

フランは涙を流し、倒れた。




「………これで、お終い、か。」

夜紅はそう言い、背中から倒れる。

「先輩!?」 「夜紅先輩!?」 「夜紅!?」

マエリベリー、蓮子、叢雲は驚き、近寄る

「ははは…どうやら、限界か…つーか、今日死ぬんだった…」

「…嘘、10日後じゃなかったの…?嘘よね?嘘よね!?」

「悪いが嘘じゃねぇ…………」

叢雲の問いに夜紅は答える。

「先輩…!!」

蓮子は目を瞑り、悲しむ。

「おいおい…泣こうとするなよ…俺は俺らしい事をしただけだ…」

夜紅はそれに反応し、言う。

「ですが…!!」

「まあ、良い…んじゃな、俺は先にあの世で逝ってるぜ……!!
 後、叢雲……」

「な、に…よ…馬鹿……夜紅…」

「…手前には一番心配させて悲しませたな…」

そう言い、夜紅は叢雲の顔に触わる。

「悪いと思ってる……本当に…」

「…別に、良いわよ…!!」

叢雲は泣きながら言う。

「さ、い…ご…に…だ…む…ら…く…も…お…れ…は…
 おま…え………の……こ…と………が………す…………き……………だ…」

そう夜紅は言い、目を瞑り、脈も何もかも停止した。

つまり、紅魔夜紅は死んだ。

「…………私も……私も貴方の事が…!!」

叢雲は夜紅の体を抱き、大声で泣いた。
次は何処にしようかな?

とりあえず作者は…

|←二次元|     ┗(^o^ )┓三           |現実→|

へ行きますね。

だが、ようやく戻れる!!ようやくきゅうきょくキマイラの灰が書ける!!

一々オリ設定やオリキャラはつらいね!!

伏線回収や色々と!!まあ、それが良いんですけど…


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