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グフッ…なんとか平気だけど十分ヤバイ…

ああ、下手すると明日も…

戦闘描写は下手かもしれんがそれより投稿。
ここからちょっと紅魔灰の記憶編(一応幻想郷編、飛ばしたいなら91話へ…)
夜紅
「……ねえ、まだ着かないの?気色悪い空間に何時でもいたくないわ。」

「文句を言わないで!!もうすぐ夜紅の所に着くはずだから!!」

「先輩……!!どうがご無事で…!!」

























夜紅(紅魔灰)は運命という存在は非情だと思う。

何時も、自らの予想を超える出来事や行動で何もかも変わるからだ。

しかもその道は誰も知らなく、選べない。

レミリア・スカーレットは運命というのを操れるというが

それは逆に己の行動も何もかも運命に支配される事もある。

夜紅はその運命という存在は気に入らない。

だが、運命というのが支配できるならば…したい。

そう思い、フランドールを見る。

「ははは!!!じゃあ、次はね…接近戦!!」

そう言い、フランは夜紅に近づき…

切り裂こうと襲い掛かる。

速さは例えるならば熟練した剣道の人の竹刀を振る速さでは無いがそれでも速い。

夜紅はそれを見切り、蹴ろうとする。

フランはそれを避けて、今度は脚を斬ろうと炎の剣を出し…斬りかかる。

だが、夜紅はそれを…

「真剣白刃取り!!」

片手でぎりぎり、フランの炎の剣を掴む。

熱いのに我慢して…

「オラァ!!」

片足で蹴り、フランを飛ばす。

「熱ち…少し、危ないな…」

独り言を言い、様子を見る夜紅。

「ふふふふ…凄い……お姉さま以上に強いね…」

フランは笑いながら言う。

「あん?お前の姉貴のほうが強いわ。」

そう夜紅は言い返す。


「……じゃあ、二度目…ぎゅっとして……」

「ッ!!」

フランが何か手に集めようとしたのに、夜紅は気づき…

それを阻止しようと思い攻撃をしようとするが…

「ドカーン。」

フランは手を握り、夜紅の翼が弾けた。

「チィ!!」

痛みはあるがそれでもフランに攻撃した。

だが、痛みがある所為か、威力はあまり無かった。

「あれ…?まだ平気なの?」

「ああ、平気だよ…!!」

フランは二度も能力を発動しても倒せない夜紅に驚き聞き…

夜紅は強がりをし、言う。

「じゃあ、そろそろ終わらせよう…!!」

フランは夜紅の強がりには気づいていないが終わらせたいようだ。

「んじゃ、俺もそろそろ攻撃…だ。」

夜紅は言いながら…片手で錬金術を使い、武器を作りあげる。

ちなみに夜紅は錬金術は自力で覚えたものの為、使えるのは夜紅だけ…

「495年の波紋!!」

そうフランは言い、多くの暴力という名前の弾幕を放つ。

弾幕とか避けられませんwwwっというレベルの夜紅は…

「…やっぱ帰るわ、今日、自分の死にしようと思ったけど明日まで生きたいわ。」

そう言い、帰ろうとする…が…逃げられない。

つか、弾幕の量が多い。

「逃げられないとか…まあ、解ってた。(予想で)」

そう言い、弾幕を蹴りで弾き飛ばす。

「あはははははははははは!!」

フランは再び、狂気を出し、笑いながら弾幕の量と速さが増す。

夜紅は蹴りで弾き飛ばしているが限界だ。

「グハッ!!」

数分経ったら弾幕を喰らって血を口から出す。

だが、喰らいっぱなしの夜紅では無い。

「…そら……よ!!」

そう言い、夜紅は懐から、今度はクナイを出し、フランに向けて高速で投げる。

今、武器の中で最も軽いクナイ、しかも高速…っと言っても

プロ野球選手のピッチャーが投げる速さだが。

それがフランの顔に掠る。

「フフフフフ!!アハハハハハハハハハ!!」

フランは更に狂気を増やし、笑いながら今度は近づく。

普通のフランだったら夜紅は見えていただろう。

だが、今のフランの速さは…3倍。

もう、それは普通に暮らしていた人間は見えない速さ…

夜紅の右腕が切り裂かれ、倒れる。

「グゥ!!」

普通の人間だったら叫ぶのに…

「アハハハハハハ!!お兄さんが今まで遊んでくれた中で一番凄かったよ?
 だけどお兄さん、本気…出してないでしょ?でしょ?」

フランは夜紅を上から見て言う。

「………はぁ?本気だ…し…て…る…し…」

夜紅は意識を保ちながら言う。

「だけど、お兄さんの魔力、まだ底になってないよね?」

「………………」

フランはそう言うが夜紅は答えない、いや、答えられないのだ。

魔力を使わない理由を…

「まぁ、いいや、お兄さんはここで…さようなら。」

そう言い、フランは炎の剣を取り出し…振ろうとするが…

「先輩!?」「夜紅!?」「夜紅先輩!?」

蓮子、叢雲紫、マエリベリーの3人が空間から飛び出て、声を言うのを聞き、振るのを止めた。

「………ねえ、あれら…お兄さんの仲間?」

フランは笑いながら夜紅に聞く。

「……………!!」

夜紅は答えない、だが…

動かす限りの範囲内でクナイを取り出し、フランにたくさん斬りつける。

そして……

「手前ら!!さっさと逃げろ!!死にてぇのか!?」

夜紅は3人に怒鳴りつける。

「「「!!」」」

3人は夜紅の必死さに驚き、躊躇無く行こうとするが…

「やっぱりぃ…お兄さんの仲間なんだぁ……お兄さんを怒らせれば…
 少しは本気を出してくれるぅ…かなぁ…?」

フランは血だらけの状態で3人の目の前に現れる。

「だから、死んで♪」

そう狂気を含んだ笑顔で3人を斬った。

叢雲は我慢をするが蓮子とマエリベリーは痛みの表情を見せる。

その時…

「蓮子、叢雲、マエリベリーの3人の傷…治れ。」

そう夜紅が言った時…3人の傷が斬った後の直ぐに治療される。

「…!!」

フランは目の前で治療されたのを驚き、後ろを向く。

「…解ったよ…フラン、手前の言うとおり…本気を出してやるよ!!」

夜紅は紅い目と蒼い目になり、怒りの表情を見せて言った。
最後の3人の治療は夜紅(紅魔灰)の能力…
全てを支配する程度の能力です。
以前、莫大な力を消費すると言いましたが
怒り時の夜紅は自らの寿命を消費し、使用したと思ってください。

次で人間編最終かも。


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