灰が迷子になる巻だと思って良いです。
のほほん分、多いです。
空刀様の
FAIRYTAIL 空の刀 とのコラボです。
……灰は気づいたら…迷子だった。
「まただよ(涙目)」
何度迷子になるんだよ…そう思い、言う灰。
「迷子ってレベルじゃない…もう能力ついても良いんじゃないのかなぁ?」
灰は涙目になりながら独り言を言う。
「それに…ここ何処だ?見たところ典型的な剣と魔法のRPGっぽい世界は?」
灰はそう言い、辺りを見る。
「……どう見ても、異世界です、ありがとうございました。」
そう言う灰の目は死んでいた。
ストレスとあまりにも繰り返す迷子に涙が溢れてきたのだ。
「死にたい…死にたいけど死ねないだろ…」
灰は言いながら…歩く。
「あ~腹減った~俺はどうしたら元の世界に帰れるんだ~?」
そんな事を喚く。
一般の方から見れば、頭のネジが外れている奴にしか見えない。
そんな時…そんな時だ。
黒髪長髪の男性が…
「ん?どうしたんだ、あんた?」
そう言う。
「………腹…減った…め…し…!!」
「何だ?腹が減ったのか?それだったら一緒に飯を食わねぇか?」
そう男性は言い、灰は…
「マジデ!?」
希望を持った子供のように言う。
「ああ、まじだ。」
「よっしゃあ!!」
灰は喜びながらついて行った。
「うおおおおお!!」
灰は目を輝かせた。
異世界の食事をするのだ、ぶっちゃけ灰にとってはどうでも良いけど。
ご飯が美味しそうなのだ。
「ほら、どんどん食べな。」
男性、空刀聖夜は言う。
「Haii!!頂きます!!」
灰は喜びながら食べる。
その食事の速さは異常だった。
たくさんある食材を一瞬にして喰ったのだ。
「……はいぃ?いくらなんでも食べすぎでしょ?」
聖夜は言う。
「ん?お前ら、今の言葉聞こえたかぁ?」
灰は店員や店長に聞くと
「いいえ」
「何か言いました?」
「私の記憶には何もないです。」
そう空気を読んで言う。
「食べ過ぎないでくだしあ;」
聖夜は灰に言う。
「ふむ、解ったよ…よし!!じゃあ今度は…」
その時…聖夜は…
「だからそんなに食べるの止めて!!俺は只あんたに飯食わせただけじゃん!!
それに遠慮ってもんは無いのか!?」
涙目で言う。
「むむむ…じゃあ、雑談。」
「よし、賛成。」
「へぇ、転生ってあるのか~そーなのかー。」
「いやいや、あんたの姿、何処かで見たことあると思ったら
きゅうきょくキマイラか…しかも能力全て反射って…化け物じゃん。
勝てる気しねぇ…」
「いやいや、お前も化け物だろ。
一般人にとって勝てる気しねぇよ。」
自己紹介をしたり、こんな雑談をしていたら…
「む、そろそろ時間だ、じゃあな灰さん。」
聖夜は言う。
「また、会おうぜ性夜さん。」
灰は言う、何か字が違うけど。
「何か言ったぁ!?言っただろ!!」
聖夜はそれに反応し、言う。
「ん?言ってない。」
灰はどうでも良いだろって感じで言う。
「いや、俺の名前呼ぶときおかしかっただろ!?」
「むむむ、幻聴じゃないのか?俺のログにはそう言った覚えは無いぞ。」
灰の完 全 論 破 ? で聖夜は…
「勝ったと思うなよ…」
そう言い。
「もう勝負ついてるから。」
灰は平然と言い、聖夜と別れた。
そして、灰は別れた後…
「あれ?どうやって帰るの?」
そう思ったが…急に眠気に襲われ、眠った。
「灰様~!!起きてくださ~い!!」
そう、灰の召使い、紅魔狂夜の声が聞こえる。
「ん…?」
灰は聞こえた声に反応し、起きる。
「あ、随分よ遅く起きましたね、どうしました?」
狂夜は灰に聞く。
「む…俺は異世界にいたはずなんだが?」
灰は狂夜に聞く。
「いや、異世界なんて行ってませんよ?さっきからずっと眠ってましたし。」
狂夜は灰に答える。
「ん…そうか、じゃあ、あれは夢か、夢にしては面白いものだ。」
そう言い、灰は平常とした日を過ごした。
まさかの夢オチ。
コラボはのほほんするかもしれないし、しないかもしれない。
んじゃ、本編を書く系の仕事があるので…
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