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前書きなんてなかった。
幻想郷編
閻魔
「………はぁ、何で幽々子が亡霊になっているんだ…?」

そう思い、歩く。

「それに…知らないところに来たんだが…」

灰は辺りを見回す。

前はもう、川みたいなのがある。

「ここ、何処だよ…?」

そう言うと…

「ここは三途の川だよ。」

「三途の川?あの、死者を裁く閻魔の所に行く、あの三途の川?」

灰は声がする方向に向きながら言う。

「そうだよ…お前さんはどう見ても死なないような感じがするねぇ…」

鎌を持った赤髪の女性は言う。

「死なないだろ、絶対…」

灰はそう言う。

「ところで、死人でも無いのに、何でこんな所に居るんだい?」

女性は灰に聞く。

「ちょっと逃げていたら…気づいたらここにいた。」

「ははは!!そりゃ災難だね!!」

「ああ、災難だろ!!ところでさ、自己紹介しようぜ。
 俺の名は紅魔灰、よろしくな!」

「あ、私の名は小野塚小町、よろしく!!」

そう二人は言い、握手をする。

「小町、お前は何をやってるんだ?見たところ鎌を持ってるから死神だったりして…」

「ああ、あたしは死神だよ。よく解ったね。灰は見たことろ…機械って奴かな?」

「え?嘘、適当で言ったのに当たったのか…?」

灰は動揺しながら言う。

「え?て、適当?それで当てたのかい?」

小町も動揺しながら言う。

「「………」」

その後、二人は沈黙し…

直ぐに二人は腕を交互に組み

「まじかよ!!え!?勘で言ったのに当てるとか…!!」

「本当だね!!あたしも勘で言ったのにまさか本当にそうだとは…!!」

そう言う。

「よし!!じゃあ、二人で飲むぞぉ!!」

「飲むぞぉ!!」

灰と小町は酒を一緒に出し、飲み始めた。






















数時間後…

「ふ~飲んだ飲んだ。」

「ここまで飲むなんて…灰も結構やるねぇ!!」

飲みまくって疲れたので休んでいる。

「いやいや、小町もかなりやるな!!」

灰は小町に言う。

その時…

「小町、あなたは何をしてるのです?」

声がするほうを灰は向くと

小さい子供がいた。

「あ……映姫様。」

小町は言う。

「ん?誰?様って言うから上司?」

灰は小町に聞く。

「ああ、うん、閻魔様…だね。」

小町は灰の質問に答える。

「…え?幼女が閻魔?」

灰がそう言うと…

「閻魔に幼女とか言うのは失礼ではないのですか?」

灰は映姫とか言う幼女に言われる。

「ん?別に容姿の事を言っただけだが…」

「それもまた、失礼というものです。」

映姫に指摘される。

「む…失礼だったな、謝罪しよう。」

灰は映姫に頭を下げる。

「ところで小町、あなたは死神の仕事をサボって何をしているのですか?」

灰の頭を下げたのを見た後、映姫は小町に問う。

「あ~はい、飲んでました。」

小町は言うのと同時に

「俺とな。」

灰は小町の言葉を付け足す。

「……飲んでいた…ですって?あなた、死神の仕事を何と思っているのですか!?」

映姫は怒っている。

「悪いな、飲ませたのは俺だな…怒る対象を間違えてるんじゃねぇか?」

灰は言うと映姫は…

「あなたが飲ませたんですか!?」

「はい、そうです。(棒)」

灰は言うのが面倒だから棒読みをした。

「…………」

映姫は無言になる。

「………棒読みで言ってごめんなさい。」

灰は無言の圧力に負けて言う。

「……あなた、怖くないのですか?閻魔を?」

映姫は灰に聞く。

「あ?怖くないけど…それがどうしたの?」

灰はそれを答えると…

「あなたは恐怖の心が少なすぎる、それに自分勝手すぎる、
 もっと他の者に恐怖をしつつ、他の人の為に自分の欲を無くすべきで…」

そう映姫が言った瞬間

「それがどうした?」

灰は平然と言う。

映姫はそれに驚き

「どうした…って、あなたはそのままだと地獄に行きますよ?」

「だからと言って他の奴の生き様を邪魔するなよ。
 俺は俺、あんたはあんた、だ。それでも言うのか?」

灰はその指摘はどうでも良いだろって感じに言う。

「………あなたは、今のままで生きるという事、ですか?」

映姫は驚きながら言う。

「まあ、な…地獄とかいう所に興味もないからな…
 それに、あんたも閻魔という神に己を縛ってるぜ?」

「!!」

灰が言った事に映姫は驚く。

「だからさ、たまには閻魔という神に縛られず、そのままの自分を表せよ。
 それぐらい、別に許してもらえるんじゃねぇの?」

「…………そう、ですね。私はあなたに説教をするどころが
 あなたに説教をされました。」

「説教じゃねぇよ、只の個人的な話、だ。
 小町、酒は今度、映姫と一緒に飲むぞ。」

「え!?」

「ああ、いいね、それ。」

小町は賛同するのに対し、映姫は驚く。

「よし!!じゃあ、1ヶ月後な!!」

灰はそう言い、帰った。













「…………映姫様、んじゃ、私はこれで…」

小町は言いながら帰ろうとする…が

「駄目ですよ、小町、今度はあなたの説教の時間です。」

映姫に首を掴まれ、連れ去られる。

「そりゃ無いですって~!!」

小町は涙目になって言った。
ほのぼの系は何かと書きにくいですね…

上手く話ができた気がする、修正するかもしれないけど


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