灰は寝ていたら、竹林を作りあげていた。
その竹林は異常な力により、迷いの竹林と呼ばれるようになった。
そんな時、一人の少女が現れる。
髪が長くて白い少女だ。
「………輝夜…殺してやる…」
少女は復讐を誓った目で言う。
「あいつは…お父様を…!!」
その少女は藤原妹紅、かつて、藤原家の娘で藤原不比等と言われる者の子供である。
…妹紅は父を馬鹿にし、そして殺した蓬莱山輝夜を憎んでいる。
だが、輝夜は月に行ったと聞いて、月へ行く手段を探している。
輝夜を殺してやろうと憎悪を表しながら歩いている妹紅。
そんな時、妖怪が現れ、襲い掛かってきた。
だが、妹紅はそれを軽く、火を出し、妖怪を燃やした。
「ったく、雑魚妖怪が…」
そう妹紅は言った。
「…………慧音は復讐なんてするなって言うけど…私は…!!」
復讐は悪いこと、そう思ってる。
しかも父が死んだのは自業自得だ。
只の逆恨みだと思っている
だが、それでも許せない、許せないのだ。
そう思い、歩いてたら…
眠っていた存在がいた。
全身が紅く、禍々しい翼と尻尾をした存在が。
眠っているだけ、眠っているだけなら良いだろう。
だが、眠っているのに違和感がある。
何故眠っているように見えるのに、圧倒的な恐怖が感じる?
「……なんだ…こいつ…!?」
妹紅は言う。
その時、妹紅の体は震え、魂が叫ぶ、こいつに関わるなと…
関わったら消える、己の存在が…
本能がそう言う。
「………た、ただ…眠っているだけ、だよな?」
妹紅は恐怖をしつつ、言う。
その時、妖怪が数十匹が襲い掛かった。
「!!」
圧倒的恐怖が目の前の存在にあった所為か、妖怪には気づけなかった。
「チィ!!」
そう言い、炎を出そうとしたら…
妖怪に胴を食われた。
「ッ!!」
妹紅は痛みを我慢するが今度は脚を食われる。
「ウッ!!」
今度は手、今度は首、至る所を食われる。
だが、妹紅は蓬莱の薬を飲み、魂が本体の不老不死になったのだ。
それ故、死なない、死にたくても死ねない。
「ク…!!」
妹紅は油断した…そう思った時…
妖怪が十匹を残して、首だけ取れた。
そして、血の雨が降る。
「な…!!」
妹紅は驚く。
「あ~何年経ったんだ?まあ、良いか…」
そう言い、究極な存在は起きた。
「だが、その前に…この目障りな妖怪、始末するか。」
これが、究極の存在と蓬莱人の出会いだった。
IFは短いよ。
長くしても良いけど本編が1話しか出来ないのでやらない。
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