灰「………ここ、何処?」
灰は気づいたら迷子になっていた。
灰「おかしいな…昨日は命蓮寺で寝てたんだが…」
灰は困ってた。
灰「む…それにしても、ここ…月の都じゃね?文明のレベル違うし」
灰は目の前にある都市、月の都を見る。
灰「すみませ~ん!!」
灰は言う。
「なんだ貴様は!?高貴な民である月の民か!?」
何か門番っぽい奴が言ってくる。
灰「いや、月の民じゃないんだけど…」
「じゃあ、地上人かそれとも妖怪か!?」
灰「それじゃないだろ、どう見ても…」
「では一体何者だ!?」
灰「……さあ?」
「それよりも、貴様は何故ここに来た!?」
灰「いや、寝てたら何時のにか居たんだけど…」
「………………」
灰「ねえ、ここに入っていい?駄目と言ったらぶん殴る。」
そう言い、灰は門番を殴った。
灰「ま、良いと言ってもぶん殴るけど。」
門番は全治100ヶ月の重症を受けた。
灰「だけど、可哀想だな…殺したほうが良かったかも。」
そう言いながら、灰は月の都へ入った。
灰「ん~久しぶりに見たなぁ…こういうの、もうあれが出来るんじゃね?
異世界に介入とか…あ、無理か…異世界とかRPGだと化け物いっぱいだし。」
そう言いながら月の都を観光する。
月の兵士は灰の姿を見た瞬間、襲い掛かった。
だが…
灰「五月蝿い、邪魔。」
そう言い、月の兵士に全治1000年の重症を与えた。
ちなみに灰は獣の姿で枷をしていて、しかも手加減している。
灰「……おお、これ、命蓮寺のお土産にするか。」
そう言い、灰は月の都にある月の珍品を奪っている。
絶対にしてはいけない事を…平然とやらかす。
しかも兵士は全員、死にかけ…
そんな時…誰かに襲われた。
灰「遅い、この前、戦った鬼の四天王とやらより弱い。」
そう言い、蹴り飛ばそうとしたら…
灰「あれ?依姫じゃん。」
依姫「……………灰さん?」
綿月依姫がいた。
灰「久しぶり、だな。」
依姫「そ、そうですね…それより、何故ここに?灰さんは地上に…」
灰「知らない、気づいたらここにいた、帰ろうと思ったけど
お土産くらい、貰ってから帰ろうとした。」
依姫「……………」
依姫は沈黙した。いや、普通そうだろ…
灰「ねえ、色々と貰いたいから、確か…月夜見に会いに行っていい?」
依姫は灰の言葉を聴いて、沈黙をするのを止めて、言った。
依姫「な、何を言うんですか!?
灰さんは月夜見様の所へ行かせませんし、それぐらいなら私が…」
灰「いや、月夜見って確か…王様でしょ?
ちょっと話し合い(という名の脅迫)をするだけだ…安心しろ。」
灰は笑顔で答えた。
依姫「…………」
灰「んじゃ、行くぞ、依姫、案内して。」
そう言い、灰は依姫を引っ張り月の上層部へ侵入した。
兵士と上層部は灰に対し、土下座した。
灰の圧倒的な力の前に謝ったのだ。
灰「案外、楽に入れたな。」
依姫「か、灰さん…?その、これ以上通らせると、私の立場が…」
灰「平気だ、それぐらい話し合いさえ通れば許してもらえる。」
依姫「鬼だ…目の前に鬼が…!」
灰「人の事を鬼とか言うなよ…」
依姫「妖怪を滅ぼした癖に何を言うんですか!?」
そう会話してると
灰「おっと、危ない。」
そう言い、依姫を投げ飛ばした。
それと同時に消し飛ばす攻撃が灰に襲い掛かる
豊姫「あら…?侵入者と聞いたから、一気に浄化させようと思いましたが…」
豊姫は言いながら現れた。
豊姫「依姫、あなたも侵入者如きに捕まるなんて…少し、修行したらどうなの?」
依姫「……お姉さま、後ろ…」
豊姫「後ろ…?」
豊姫は後ろを振り向くと…
灰「…と~よ~ひ~め~!」
灰は無傷で豊姫の目の前に現れる。
豊姫「……………」
灰「何、物騒な扇で攻撃してるのかな~?」
豊姫「か、か…い………あ、あなただったの…?」
豊姫は動揺している。
灰「それ、没収。」
灰はそう言い、豊姫の持ってる扇を奪う。
灰「そして……少し、反省しような?」
灰は豊姫を捕まえ…
灰「あ、安心しろよ?月の兵士みたいに全治1000年とか無いから。
だけど、トラウマぐらいはさせるから。」
灰はそう言いながら…豊姫をボッコボコにした。
豊姫「ううう…酷すぎます…」
灰「少し、反省したかな?」
そう灰は言う。
依姫「いや、やり過ぎですよ…」
依姫は灰につっこむ。
灰「んでさ、ここで良いの?」
依姫「は、はい…」
灰「ありがとな、後は俺はあいつに話し合いするから…」
灰はそう言い…
灰「お邪魔しま~す!!」
そう言い、王、月夜見がいる部屋をぶち壊して現れた。
「な、何者だ!?ここが私の場所と知っていてやってるのか!?」
月の王、月夜見がいる。
灰「あ、久しぶり…月夜見、何年ぶりかな?最低1億年は過ぎてると思うが…」
月夜見「な…!!お、お前は…」
月夜見は灰に対し恐怖をしている。
灰「ちょっと依姫や豊姫に案内してここに来たんだが…話し合い、していいか?」
月夜見「…用件は何だ?」
灰「良し、じゃあ、まずは俺の別荘くれ。」
月夜見「……………」
灰「後、お土産に等しい道具、全部くれ、あ、断ったら
豊姫の扇と何か奪って帰るから。」
月夜見「その扇は返してくれ、頼む、それは永琳が作った最高傑作だから。
他の用件は全部良いから…」
月夜見は灰に言う。
灰「………まあ、良いけど。」
そう言い、灰は他の用件を言った。
玉兎の全員、俺のペットにしてとか月の兵器、最新のを毎年寄越せとか
本当に理不尽な要求ばっかを灰は要求してきた。
それを良いと言わないと殺される…!そう思った月夜見はそれらを許した。
その後、灰はお土産と色々なものを持ちながら、地球に帰った。
灰「ただいま~」
白蓮「お、遅いですよ灰さん!!一体何処にいたんですか!?」
灰「ん?月に行って来ただけだ。」
白蓮「………え?」
灰「だから、月に行って来たんだけど…」
白蓮「お、お土産話…聞かせて貰いますよ?」
灰「はいはい…」
そう言い、灰は白蓮と話をしていましたとさ…
月制圧に1日も掛けないで普通にやるチートな灰。
そろそろ、幻想郷に行くかもしれない。
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