灰は狂った…

心………灰の心と精神が壊れた。

ただ…それだけだ…

親愛な友を殺したのだから…！！

だが、完全に壊れる前に…とある独り言を言った。

「……！！…れか、俺の……を……おす…存在…を…！！」

その独り言はとある者しか聞こえなかった。































紫「そうだったら…貴方は全力で…殺しに掛かるわ。」

灰「…………そうだとしたら？」

紫「あなたを……殺す！！」

紫は言いながら、攻撃の体勢に入ったが…

灰「遅い…遅すぎる…」

そう灰は言い攻撃をする。

灰「叢雲奥義……零虚無一閃。」

一閃が全てを飲み込む一撃…

それが紫に襲い掛かる。

紫「ッ！！」

紫はそれを見た瞬間、驚くが避けようとする…

だが、灰はそれを見逃さない。

灰「アルティメットスパーク。」

そう言った瞬間、狂夜や幽香のような魔方陣とは比較できない程の大きさの魔方陣が現れ

そして世界を…西行妖がある場所の世界の空間をとある世界の空間に変えて、攻撃を放った。

それはあまりにも膨大で全てを飲み込まんとする一撃…

それを紫がモロに喰らった。

喰らった後、空間が西行妖の所に戻る。

灰「…脆い、脆すぎる…それがお前の実力か？貧弱だ…」

そう灰は言う…

紫「何で…何で…叢雲奥義が…？」

灰「…………………」

灰は答えない。

理由は簡単だ。

灰の心が壊れ、灰は最狂最恐のきゅうきょくキマイラとなったのだから。

どんな存在でも決して慈悲は無い。

灰「………消えろ。」

灰はそう言い、自らの爪で紫を引き裂こうとした…

紫「………クッ！！」

紫は拳を握ってた。自らの友が目の前の存在に殺され、自分も殺されるのだから…























ジャギン！！


そう音が鳴った。

紫は死ぬかと思った…だが…

藍「……ア…ガッ…！！」

自分の式神、八雲藍が守ったのだ。

紫「藍！！」

紫は心配そうに言う。

藍「だ、大丈夫…です。」

そう藍は言うが平気ではない。

灰の一撃を喰らった。

例え九尾だとしても灰は魂をも消す一撃を放った。

もう、助からない…そういう状況だった。

そして灰は近づきながら…

灰「…外したか、ふん、邪魔な奴だ…」

そう言い、灰は藍を蹴った。

その蹴りは藍の胴体を引き裂いた。

紫「ッ！！」

灰「無力な奴だな…式神という奴は…」

その時、灰の顔にレーザーが放たれる。

藍「……紫、様、に…げ…て…！！」

藍は胴体が裂かれた状態で紫に言う。

灰「……………この…クソ野郎がぁぁぁぁ！！」

灰がそう言い、藍を切り裂く。

灰「消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ！！この…虫けらがぁ！！」

灰は狂った声で藍を切り裂きまくる。

藍の体は腕が捥げ、脚が捥げ、胴体が抉れ、そして…頭が取れてる状態まで引き裂かれた。

紫「……！！」

紫は恐怖、そして余りにも残酷なものを見せられ、絶望をする。

灰「……アハハハハハハハハ！！式神如きが俺を攻撃するからああなるんだよぉ！」

そう言い、藍の体を完全に消そうとした時…

妖忌、魂魄妖忌が灰に攻撃をした。

妖忌「灰殿！！これ以上は…させぬ！！」

灰「ッ！！この…雑魚がぁ！！」

灰は攻撃をしようとした…が。

狂夜「……それはさせない。」

紅魔灰の召使い、紅魔狂夜がそう言い、灰の背中にある、スイッチを押した。

灰「狂夜………！！」

狂夜「………灰様。」

灰「………な…い。」

灰「…解っていますよ…」

そう言い、灰は眠った。

紫「ど、どうなったの…？」

狂夜「……ご説明しましょう。」

狂夜は言った、灰は西行寺幽々子を自らの手で殺し

そして…己の精神、心を自らの手で壊し、狂った事を。

狂った事により性格も何もかも歪んだ事を。

それを知った紫と妖忌は…灰を…封印した。

二度と、狂った存在が生まれないことを祈って




























そして…あれから、1000年以上の月日が経った。

「ったく、何よ…こいつ？」

「まったくだぜ…これが紫が死にかけた化け物か？」

「…………様？いや、まさか…」

巫女と魔法使いとメイドは言う。

封印された灰は銀髪で禍々しい翼と尻尾…その姿でいる。

「……こいつは何よ？見ているだけで、危険な奴って感じるわ。」

「…だけど、眠ってるみたいだぜ？」

「…嫌な予感がするわ。帰りましょう？」

「いやよ、それより、触ってみようかしら？」

そう巫女が言い、触れると…

灰は片方の目が赤く、片方が青くなり

姿が赤く、髪が銀髪から紅く染まり…

灰「グガアアアアアアアアアアアア！！」

究極の獣は…今、目覚めた。

そして、最狂の戦いが今、始まった。




















IFストーリー　東方究極獣　～The destruction　UltimateChimera～　始






















やるわけ無いからね？やると作者の脳内があぼーんされてマッハ