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むむむ…叢雲編が後半過去話とかになるかも。
日本放浪編 最終章 叢雲編
西行妖
灰「…ったく!!やっと着いた…」

灰は西行妖の目の前に立った。

灰「西行妖…おい、おかしいぞ…此間まではこんなに妖力が…」

灰は疑問に思った、何でこんなに妖力があったのに気づかなかった?

灰「訳が解らねぇ…」

幽々子「…灰?あなた、灰?姿が違うみたいだけど…」

灰「ッ!!幽々子か…何でここに?」

幽々子「…あなたに頼みたい事があるわ。」

灰「それよりも、答えろ…何でここにいる?
  後、西行妖の妖力は…お前がやったのか?」

灰は言う。

幽々子「……西行妖の妖力は違うわ…あれは元々よ。
    只、灰が来た時に…妖力がかなり減っただけよ…
    それに、ここにいるのはあなたがここに来ると確信したからよ。」

灰「………幽々子、頼みたい事とは何だ?」

幽々子「………………私を………殺して。」

灰は驚いたような表情をする。

灰「…何でだ?」

だが、灰は冷静に幽々子に理由を聞いた。

幽々子「私はね、ただ、平穏に暮らしたかったの…だけどね…
    お父様が死んだその日から、私は能力が進化したの
    元々持っていた能力、死霊を操る程度の能力…
    それが進化して、死を操る程度の能力になったの…」

幽々子の目はもう、何もかも…嫌になっている目だ。

幽々子「その能力の所為で、色んな人を殺したの。
    お父様の弟子や私の家族…そして召使い…
    多くの人を殺したわ…」

灰「……」

幽々子「妖忌の父親や母親も…私の能力の所為で殺したわ…
    妖忌もまた、死に掛けたわ。
    私は能力、何もかも、憎んだ…そんな時、私は紫やあなたに出会ったの。
    あなたと紫は私の能力が効かなかった…
    その時、最高に嬉しかった…」

灰「……嬉しかったのに、何で死にたがる?」

幽々子「………それでも、それでもつらいの…
    私の能力で多くの人を殺したから…
    それに…」

幽々子「もう、十分よ……私はもう、十分に生きた…」

灰「………そう、か…」

灰は悲しい表情をする。

幽々子「…………だから…殺して?」

灰「………………………ああ。」

灰は言う。

幽々子「………灰、殺してくれる前に言うわ。」

灰「何だ?」

幽々子「私…あなたの事が…好き、大好き…」

幽々子は泣きながら言う。

灰「……ああ、俺もだ。」

灰は目を瞑りながら言う。

幽々子「だから………ごめんなさい、あなたにこんな事頼んで…」

灰「……………気にするな、お前が選ぶ道だ…俺にはどうすることもできない。」

幽々子「……灰、ありがとう…」

灰「……………すまない。」

そう言い、灰は幽々子の体を…喰いちぎった。

幽々子「ふふ………あり…が………と………う。」

幽々子は笑顔を見せて、倒れた。

灰「……………悪かったな、幽々子…」

灰はそう言い去ろうとしたら…






















「貴様あああああああああああああ!!」

そう言い、狐が襲い掛かる。

灰「!!」

「よくも!!よくも幽々子様を!!紫様の友を!!」

灰は驚くが

灰「九尾…か。」

動揺もしないで、九尾を腕でなぎ払った。

九尾は壁にぶつかり、血を流す…

「貴様は……私が…殺す。」

灰「………あまり強い言葉を吐くな、命を落とすぞ。」

「黙れ……!!」

灰「………それに、幽々子が望んだ死だ。貴様が文句を言う筋合いも無い。」

「…幽々子様が望む?嘘をつくな!!」

そう言い、九尾が灰に襲う…が

灰「いつまでそっちを見ている?」

「ッ!!何時の間に!?」

灰が九尾の後ろに来て…

喰いかかった…だが、そこに…空間が歪んだ。

灰「ッ!!」

灰はそれを見て、避ける。


「あなたが幽々子を殺したの…?」



灰「…………!!」












「そうだったら…貴方は全力で…殺しに掛かるわ。」











そう言い、八雲紫が現れた。








シリアスとかできにい…

かと言って甘い話も上手くにい。

次はVSゆかりん。勝負にならないとか言わないでくだしあ。


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