なんとなく思いついた系。
そして、西行妖に死亡フラグ。
「ああ…何で私は人間なのだろう、こんなにも楽しいのがいっぱいあるのに…
何で、何で私は…ああ、化け物になりたい。」
灰「………何じゃこりゃ…」
灰は何かおかしい…そう感じた。
幽々子のいる西行寺の家…そこの木、西行妖に異変を感じたのだ。
そして、そこへ行かなくては…そう、思った。
狂夜「灰様、どうかなさいましたか?」
灰「…西行妖の所へ行く、胸騒ぎがする。」
狂夜「……夜なので妖怪が多いですよ?」
灰「…獣の姿で行く、お前は補助を頼むぞ。ひよこで。」
狂夜「…御意。」
そう言い、二人は西行妖へ行く準備をした。
胸騒ぎがする…早く行かなければ…
ナズーリン「…ご主人様?」
鼠の妖怪、ナズーリンは…灰が西行妖の所へ行こうとする。
…灰は何かをしようとしているようだ…
毘天「ナズ~どうかしましたか?」
そう言い、毘天は言う。
ナズーリン「…ご主人様が、何か問題があるようで…それを先にやろうと…」
毘天「……ナズも優しいね~」
そう言う毘天。
ナズーリン「…い、いえ…それ程では…」
毘天「んじゃ、私は着いて行くよ!!」
ナズーリン「え!?」
毘天「さて、じゃあ行くよ!!」
ナズーリン「はぁ…」
妖怪の群れが灰の目の前に現れるが…
灰「邪魔だ。」
食いちぎるだけで群れが消える。
灰「ったく、本当に嫌な予感がするぜ…」
そう言い、灰は向かう、西行寺の家に…
その時…
「あら、獣?」
灰「む…?」
いきなり妖怪が現れた
「だけど…何、この違和感?まるで化け物と相対したような…?気のせいね
ところで…あなた、何者?」
灰「………紅魔灰、だ。覚える必要は無い。」
「…そう、ならあなたは私の餌になりなさい!!」
そう言いながら、攻撃をしようとした妖怪だが…
灰「遅すぎて、話にならん。」
そう言い、灰は妖怪の翼をもぎ取る。
一瞬で…
「あ、ああ…ああああああああああ!!」
妖怪は涙目になり、恐怖をする。
まさか戦った相手がこんなにも実力の差があるのだ。
気のせいでは無かった…そう思い、深く後悔する。
だが…
灰「どうした?もう、終わりか、なら、時間の無駄だ…」
灰は後悔させる時間も与えず、殺し、妖怪を食らった。
灰「…早く、西行妖の所へ…!!」
そう言い、灰は走った。
ナズーリン「ご、ご主人は?」
毘天「ん~まだ来てないよ~それより良く先に行けたね。」
そう、毘天は言う。
今、ナズーリンと毘天は西行寺の家の中である。
ナズーリン「あ、それなら鼠達が教えてくれたからね。」
毘天「ほうほう…」
そう会話していると…
「む…幽々子様は何処に…?」
そう言い、歩く少年、魂魄妖忌がいた。
ナズーリン「…………ヤバ…」
毘天「………どうしよう。」
そう思ってたら…
妖忌「…おい、そこの者、出て来い。」
ナズーリン「……」
毘天「………」
やばい、出てこないと殺される。
かと言って、出ても殺される…
そう思った二人は黙るしかなかった。
だが、直に…見つかった。
妖忌「………見つけたぞ…って、何だ、灰殿の鼠妖怪と毘沙門天様ではないか。」
ナズーリン「あ、こ、こんばんわ…」
毘天「よ、夜遅く、お邪魔して申し訳ありません。」
ナズーリンと毘天はホッとしている。
殺されるかと本当に思ってたからだ。
妖忌「いや、こちらこそ…失礼。それよりも、そなたら、幽々子様を見なかったか?」
ナズーリン「い、いや…見てないけど…」
妖忌「そうか…なら、見つけたら言ってくれ。」
そう言い、妖忌は去った。
ナズーリン「解った…」
毘天「さて、どうする?」
ナズーリン「ご主人様が何をしようと急いでこちらに来ているのが…
解らないけど、幽々子さんを探そう。」
毘天「解ったよ~!!」
そう言い、ナズーリンと毘天は幽々子を探すことにした。
……あれ…即興すぎて駄目な気が…
もう西行妖にしてるよ…ま、良いか。
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