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EXルーミア戦です。

戦闘の結果はどんなふうかは読んでからです。
放浪編
闇の女王と究極獣 対決編
その女性は美しかった、美しい髪形に、美しい脚、腕、そして豊満なる胸。
灰はミジャクジ、諏訪子、神奈子、永琳などの多くの女性を見てきたがそれ以上に美しかった。

「………」

「あら?どうしたのかしら?警戒も全くしないなんて…」

女性がそう言うと…

「あ、ああ…ちょっとお前さんが美しかったからさ、つい、見とれただけだ。」

灰は冷静を取り戻しつつ、答える。

「ふふ…そう言って死んでいく人が多いわよ。」

女性がそう言うと灰の目の前に闇の刃が現れる。

「おっと…危ない攻撃だな。」

そう言いながら灰は避けた。

「へえ、ほんの少し、少しだけやるわね。」

女性は笑いながら言う。

「生憎と旅をしている身でな、ここで死んだら色々な所が見れないじゃないか。」

灰はそんな事を言う。

「……ふふふ、実に面白いわね、あなた、一体なんと言う名前かしら?」

「人の名前を聞くときはまず、自分から名乗ったらどうだ?」

「あら、女性には優しくしないのね?最近はそういう事をする人間がいるのに。」

灰の対応に少し驚くが、女性は平然と言う。

「そんなのどうでも良いんだよ。」

灰は答える。

「…釣れないわねぇ…まあ、良いわ。私は闇の女王、ルーミアよ。」

女性、ルーミアは言う。

「俺の名前は紅魔灰、さてルーミア…殺りあいたいなら…すぐに殺るぜ?」

灰は己の狂気と殺気を混ぜ、相手に威圧をかけた。

それは鬼でさえ発狂するほどの威圧。

ルーミアは一瞬、怯み、体勢を崩したが、直に体勢を戻す。

「…ッ!!あなた、人間じゃないのね?」

ルーミアは言う。

「…そうだとしてもお前さんは殺す気で襲うだろ?」

灰が答えると…

「その……通りね!!」

ルーミアそう言い、戦いが始まった。
















灰は素手でルーミアに攻撃し、そこから回し蹴り、かかと落としをし、

顔面に隙があるときは脚で首をも刎ねるほどの速さと力で攻撃する。

ルーミアはそれを避け、闇を利用して剣、盾、槍などの武器を作り攻撃したり

闇を使い、相手の背後を取ったり、相手の心の闇を操ろうとする。

しかし、灰は背後を見せず、攻撃をしたり、灰の心の闇を操ろうとしたら…

効かないで、しかも私の心の闇を灰は操ろうとした…

私はぎりぎり灰と互角という程度だった。

「(こいつ…何者よ!?)」

ルーミアは動揺してた。

灰が殺気を出したとき、一瞬、一瞬だが震えた。

「(何故、何故私が震えてた!!灰が殺気を出したとき!!)」

ルーミアは恐怖を知らない、今までルーミアは闇を使い幾多なる人間を殺しつくした。

他にも吸血鬼などを100人相手しても平然と倒してきた。

それなのに…

「(こいつは…何!?平然と私の攻撃を避け、私より速い攻撃を出すわ…)」

そんな時だった…

「クククク…」

灰は笑っていた。

「何を笑っているのかしら?」

ルーミアは言うと…

「いや、予想外にあんたが強くてね。」

灰は少し、笑いながら言う。

「あら?それは光栄だわ。」

ルーミアにとって光栄なわけが無いが…そう意う。

「俺さ、つい舐めて掛かってた…今ので何%だ?
 少なくとも半分全力は出してなかった。
 まあ、そんな事はどうでも良いか。」

「……何ですって?」


こいつは何て言った?さっきまでのが全力じゃない?

馬鹿な、馬鹿な、ありえない、嘘だ。

「だから、ハンデをやる代わり、まともに戦うわ。」

灰がそう言った瞬間、灰は背後を見せた。

そこには凸凹があった。

「この凸凹を触れれば、お前の勝ちだ。俺を焼くなり好きにしろ。ただ、それだけだ。
 だけど…






















それまでお前は俺の背後の凸凹に触れられるかな?まあ、頑張ってくれ。」

灰がそう言った瞬間、灰は私の前に現れた。

「ほらよ!!」

灰は笑いながら私の腹へ攻撃する。

それを、本当にぎりぎりなところで避ける。

だが、私は血を吐く。当たっているのだ…ぎりぎりだとはいえ、威力が大きすぎる。

簡単に言えば、当たってない距離でも力があまりにも大きい所為か、当たるのだ。

だがそれは…灰にとっての基準は当たってない。


「ん~これを避けるとは…今までここまでやれる奴なんていなかったな。
 だけど、ここまで体動かしたの妖怪を一度絶滅させた時だけだぜ。
 それでも俺に全力を出す程の…強さじゃない…か。まあ、この体だしな…解ってたけど。」

灰はそんな事を独り言で言う。

「ハァ………ハァ……」

何だ、この速さ…化け物か?

私の全神経を全力で使ってようやくこれ…

しかも妖怪を一度絶滅させた?

無理だ、あまりにも実力の差が出ている。

「だけど、限界だろう?恐らくな。」

灰は失望したかのように言う。

「まだだ、まだ…やれる。」

私は知った…これは恐怖だと…それでも負けられない。

私は…!!私は…!!

「独りで…どんな奴にも………………負けられない!!」

そう言い、全身全霊で灰に攻撃し…

その瞬間の隙を見て、灰の背後を取り、凸凹に…触れ…






















ずに、灰は私の後ろにいた。

灰の表情は少し、驚いたかのように笑っていた。

「………クッ…ここ…まで…か。」

そう言い、ルーミアは倒れた。
























~灰サイド~

驚いた、闇の女王と聞き、どんな強さだと思い来たが

まさかこの体、きゅうきょくキマイラに一瞬、一瞬だけ背後を取ったのだ。

まだまだこの体には慣れてはいないがそれでも全力を出したはずなのに…

まあ、背後ぐらいどうでもよかったけどスイッチは押されるのは嫌だな。

何か最近、眠いときに狼にスイッチ押させたら爆発して狼が死んだし、

何だ?スイッチに能力でもできたのか?

っと思ったらできてた。

押したら爆発をする程度の能力。

…迷惑だ、非常に迷惑だ。

そのせいで多くの食料が犠牲になった。

今じゃあ、進化してありとあらゆる存在が押したら爆死する程度の能力になっている。

凄く迷惑仕様ですね。

だから触れさせたくはない。

普段は能力を使わないようにするが

全力を出すときは何故か能力が発動している。

だからルーミアに背後を取られ押そうとしたのは冷や汗かいた。

押してルーミアが死ぬのかと思ったからだ。

だが…















「……この勝負、俺の負け…だな。ルーミア、お前には聞こえないかもしれないが
 負けの理由は正直言って俺の背後を取る事不可能だと思ってたし…それに…























一瞬、見惚れちまったからな。ククク、アハハハハハハハハハハ!!!」

灰が笑った声は一瞬、世界が恐れるように震えた。

そして灰は少しだけ、ほんの少しだけ…楽しそうな表情をしていた。
これでルーミア戦は終了です。

意外な結果です。

本来は灰の勝ちですが灰は一瞬、ルーミアに一瞬、見惚れたのと

灰自身、ルーミアが己の背後を取ることが不可能と慢心してたから

負けだという事です。

では…


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