灰は眠っていた…
眠っている理由は簡単だ。
只眠い、それだけであった。
のんびりとのんびりと眠っているなか…
「ふふふ、灰は私のものだ!!そして今こそ!!灰と私の子を…」
諏訪子はそう言う。
よく、こんな所で言えますね。
「さあ…始め…」
諏訪子は実行しようとした瞬間…
「させるかぁ!!」
そう言い神奈子は諏訪子に向かって御柱を投げ飛ばす。
「おっと、危ない。」
諏訪子は御柱を避ける。
「一体、何をするんだい神奈子?」
諏訪子は神奈子に聞く
「お前が灰に…えっと、その、…」
神奈子はその質問に答えられない…っというより答えにくいような感じだ。
「ん~?私が灰に何をしようとしたのかな~?」
諏訪子は笑いながら神奈子に聞く。
「と、と、と、とにかくな!!お前の行動は止めさせる!!」
神奈子がそう言った瞬間、何かが灰の所に来ている。
「「!!」」
神奈子と諏訪子は即座に灰の所へ向く。
「えへへへへ…灰の体、暖かい…」
なんと、ミジャクジが灰の所に来ていたのだ。
「ふふふふ…灰、大好きだよ…」
そうミジャクジが言った瞬間
「「何してるのー!?」」
っと同時に二人はミジャクジに言った。
「うん?何って抱きついてるの~」
ミジャクジはそう答えた。
「え…あ、あのミジャクジ様?何で灰にくっついてるの?」
諏訪子の質問にミジャクジは
「え?大好きだからくっついてるんだよ?」
諏訪子は唖然とした…が、すぐに正気に戻った。
「………神奈子。」
「………諏訪子。」
二人は言い、そして…
「「ミジャクジ(様)を倒す!!」」
そう同時に言い、二人はミジャクジに襲い掛かった。
こうして3人の灰争奪戦が始まった。
諏訪子は地を創造し、ミジャクジに反撃し、神奈子は風雨を創造し、ミジャクジに反撃。
ミジャクジはそれらをひょいひょいっと避け、神奈子、諏訪子に攻撃をする。
「ッ!!」
「あ~う~やっぱりミジャクジ様に喧嘩なんて売らなきゃ良かった~」
「あれれ?楽しませるから喧嘩始めたんじゃないの?」
1億年ぐらい生きている蛇なので戦闘能力は圧倒的なのか
ミジャクジは笑う。
「なぁ、諏訪子。お前より強くないかミジャクジ。」
神奈子は聞く。
「ん?そりゃそうに決まってるじゃん。
ミジャクジ様が私に戦い方を教えて貰ったんだから…
しかも、ミジャクジ様はあれで本気じゃないよ。」
諏訪子は答える。
「ね~え~は~や~く~こ~う~げ~き~し~て~」
子供みたいに駄々をこねているミジャクジ。
だがその裏では狂気に狂うように笑っていた。
「なあ、どうやったらミジャクジに勝てるんだい?」
神奈子は再び聞く。
「少なくともミジャクジ様は能力を使ってないからね…使わせる前に勝てたら良いけど…」
諏訪子は答えるのと同時に…
「能力を使わせなければ良いのね。それじゃあ簡単だ。いくよ!!」
神奈子はそう言う。
「ん?話し合いは終わったの?」
ミジャクジがそう言うと…
神奈子はミジャクジに対し、御柱を投げる。
ミジャクジはそれを叩いただけでボロボロにし、朽ちらせる。
その時、神奈子は持っている剣でミジャクジに襲いかかる。
「てりゃああああああ!!」
神奈子は叫びながらミジャクジに振った。
だが、ミジャクジはそれを避ける。
諏訪子はそれを解っていたというように
鉄の輪をミジャクジに向けて投げ、当てた。
「痛!!」
ミジャクジは叫び、狂気の笑みをした。
「あ~痛い痛い…痛すぎて…本気を出しそうだ。」
そう言い、ミジャクジの姿が変わる。
「!!」 「あ~あ…私達、終わった。」
神奈子は驚き、諏訪子は諦めている。
ミジャクジは蛇のようになり、首が8本くらいになり…
禍々しい邪気と神力、妖力、霊力を溢れ出した。
その溢れる量だけで諏訪子、神奈子を越える力だった。
そして、白く禍々しいよう姿、まるで白い八岐大蛇になった。
「な、何だ?その姿は…?」
神奈子は言う。
「ん~?ああ、私は実を言うと本当の姿は八岐大蛇みたいな姿でね。
その姿で諏訪王国の妖怪、人間を支配してきたんだ………」
ミジャクジは言う。
「神奈子、諦めよう。ミジャクジ様、全力を出してるよ…」
諏訪子は諦めの表情で言う。
その中には恐怖をしている。
「まあ、ちょっと大人気ないけど君達はここで眠ってもらおうか。
あ、ちなみに私の能力はね………」
ミジャクジは少しずつ…力を集め…
「恐怖を司る程度の能力だよ。じゃあ、はじめようか。」
そう言った時…神奈子、諏訪子と神奈子は恐怖をした。
「さて、灰と一緒に寝ますか!!」
ミジャクジは諏訪子と神奈子を倒し、ようやく灰と一緒に寝られると思ったら…
置手紙があった。
ミジャクジは何だと思い、読んだら
「ここじゃあ眠れないから外に行って寝る場所探すわ。」
そう書かれた内容だった。
「え?」
ミジャクジは驚き、喧嘩しなきゃ良かったと思ったそうだ。
とりあえず強さ表です。(作者にとってこんな強さです。今の時代は)
弱小妖怪<中級妖怪<天照<上級妖怪(天狗)<諏訪子、神奈子、鬼(力だけ)<ミジャクジ<灰
こんな感じです。
また、ミジャクジは諏訪王国で恐怖の神であるので
恐怖を司る程度の能力です。
ミジャクジはチートです。
子供みたいな奴なのに理不尽な存在です。
また、本来の姿は八岐大蛇に見えると思いこうなりました。
アンケはまだまだだよ~
そろそろ日本神話編は終わらせるけど。
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